あなたは英語で挨拶や様子の質問に使える
便利なフレーズをご存知でしょうか?
日本ではあまり知られていないけど、
海外ではよく使われている英語のフレーズに、
英語の”get on ”というフレーズがありますね。
このフレーズ、あなたはどんな意味を思い浮かべますか?
よく使う言葉の、「電車、バスなどに乗る」が
最初に思い浮かびませんか?
今回はそれ以外の、ネイティブっぽい”get on ”の
使い方を紹介したいと思います。
◆挨拶で使う文言、”How are you getting on?”の意味
“What are you up to?” なんかもそうですが、
簡単な単語ばかりのフレーズって
意味が掴みづらかったりしますよね。
久しぶりに、メールやメッセージを送る場合に、
適切な表現が思いつかない場合もあるかも
しれないですね。
そんな時、”How are you getting on?”
は”What are you up to?” と同じで
『調子どう?』のニュアンスで使われています。
◆「うまくやっていく」を表す”get on”
“get on”を辞書で引くと、たくさんの意味が載っています。
“to deal with a job or situation or to make progress”
日本語に訳すと、
ものごとを対処したり、進み具合を表現するときに使われて、
肯定文・否定文で「うまくやっていく/いけない」、
そして疑問文で「どう?」みたいなニュアンスになります。
となります。
・How are you getting on with your project?
プロジェクトはどう?うまくいってますか?
・How did you get on in your exam?
試験はどうだった?うまくいった?
・How are you getting on in your new job?
新しい仕事はどう?
のように言うでしょう。
“get on” を使って質問すると、問題がいないかちょっと心配していたり、
(何か問題があったのを知っていて)
うまくいっているか気になっているニュアンスがあるよう。
他にも、何かアドバイスややり方を誰かに伝えた後に、
「どうなったか教えてね、うまくいったか教えてね」
といったニュアンスで
・Let me know how you get on.
どうなったか教えてね。
もよく目にするようです。
これらの “get on” は、同じ意味で “on” の代わりに
“along” が使われることもあります。
◆「仲よくやっていく」を意味する “get on”
“get on” は人間関係を表すときにも実はよく使われています。
フレンドリーな良い関係でいる、
というニュアンスの「仲よくやっていく」という感じですね。
・We get on well most of the time.
私たちはほとんどの場合仲よくやっています
・Do you get on with your neighbours?
ご近所さんとは仲がいいの?
みたいな感じで “get on (with 誰)” が使われます。
アメリカ英語では “get along (with 誰)”
の方がよく使われるよう。
ともあれ、こんな形で幅広く”get”という単語は
使われています。
是非日頃の様子や、
『うまくやっている』を表す意味の
”get on”をうまく使っていって下さい。
幅ひろく意味を展開できるとても便利な表現です。