梅雨の時期や食べ物が十分に冷やせないような時に、
食べ物が「悪くなっている」「腐っている」「カビてる」
って表現すること、ありますよね。
「このお肉、腐ってると思う」「この牛乳、悪くなってる」
「パンにカビが生えてる」みたいな感じで使いますよね。
暑い時期や梅雨の時期などは特に気になりますが、
これらを英語で言うときに
ネイティブがよく使っている表現を
紹介したいと思います!
◆「腐る」は”rot”で表せる?
「腐る」と言えば、
”rot” という動詞を思い浮かべる人も
きっと多いでしょう。
確かに “rotten eggs(腐った卵)” のように言いますが
”rot” は「腐敗する」というイメージで食べ物が「悪くなる」
「傷む」というニュアンスの「腐る」には
意外と使われないかもしれません。
食べ物がちょっと「悪くなる」「傷む」
というニュアンスの「腐る」には、
この表現は意外と使われない感じがしますね。
日常生活では、もっと簡単な別の表現を
どのように使うケースが多いでしょう?
◆“go bad” で表す「悪くなる、腐る」
まず最初は「悪くなる」の日本語そのままの
“go bad” です。
・I think this milk has gone bad. It smells funny.
この牛乳は悪くなってると思う。変な匂いがする
みたいな感じになりますよね。
悪くなった食べ物や魚なんかも
”bad food”や”bad fish”のように言えますので、
この “bad” の使い方は
ぜひ覚えておきたい使い方です。
◆“off” で表す「腐った、傷んだ」
そして、”off” や “go off” を使った言い方も
私はよく耳にしますが、
これはイギリス英語でよく使われるようです。
This egg’s off. It smells bad.
この卵、腐ってる。変な臭いがする
The milk smells off!
-Does it? I think it’s still good.
「この牛乳、悪くなってる臭いがする」
「本当?私はまだ大丈夫だと思うけど」
こんな言い方で、腐っているということを
表すことができますね。
”be still good (to eat)” で「まだ食べられる」
を表せるのも簡単で覚えやすい言い方です。
◆「カビる」「カビている」は英語でどう言う?
食パンや果物、野菜など、カビが生えやすい
食べ物ってあると思います。
そんな「カビ」を表すのは “mould” という
単語です。
発音は【mˈəʊld】と表します。
(これはイギリス英語のスペリングなので、
アメリカ英語ではuがない “mold” になります)
そして、これに “-y” がくっついた形容詞
“mouldy/moldy” で「カビの生えた」を表します。
Don’t eat it. It’s mouldy.
それ、食べちゃダメだよ!カビてる!
と表現できます。
◆「古くなった」は”stale”
ちょっとだけ古くなった食パンを思い出してみてください。
カビたりしてはいないけど、買ってすぐと比べるとちょっと
固くなって味が落ちた感じがしますよね。
そんな感じは “stale” という単語を使って表すことが多いです。
I think this bread is stale
このパンは古くなった(もう新鮮じゃない)。
固くなったり美味しくなくなったものと
言えます。
◆「食中毒」「食あたり」は?
「食中毒」も「食あたり」も
英語では同じ単語、”food poisoning” で
表すことができます。
“poison(ポイズン)” と聞くと
何だか毒々し表現にも感じますが、
実はそんなことはなくて、”food poisoning” は
「食中毒」を表す、ごく一般的な表現です。
こんな幅広い表現を食べ物に関する表現で
是非使ってみて下さい。