街を歩いていて、誰か困っている人を
見つけた時などに、
「何かお手伝いをしましょうか?」
などと声を掛けることってありますよね。
例えばお年寄りが大きな荷物を持っている時や、
ベビーカーや車椅子で段差のあるところを
上がろうとしている人を見掛けた時など。
また、自分自身が困っている時に、
同じように、「ちょっと手伝ってくれる?」と
お願いすることもあるかもしれませんね。
そんな「手伝う」を英語で言うと
“help” という単語を思い浮かべる人も多いと思います。
◆「手伝いましょうか?」を通常英語で言う時
「手伝う」と言えば、私達が習ってきた単語で
すぐに思いつくのは“help” だと思います。
なので「手伝いましょうか?」は、
・Can I help you?
や
・Do you need help?
などをよく使いますね。
もしくは困っている人が目の前にいたら
「お手伝いしますよ」と申し出るニュアンスの、
・Let me help you.
などもよく耳にするフレーズの
一つですよね。
ですが、今回お伝えしたいのは
私達がいつも耳慣れている”help” ではなく、
ネイティブもよく使う“hand” を使った表現になります。
◆“give 〜 a hand” で表せる「手伝う」
“hand” には「手」という意味があるのは
みなさんご存知だと思います。
でもそれ以外にも “a hand” で、
こんな意味があるんです。
”help in doing something”
で「何かをすることにおける手助け」
という意味です。
何かをするのを手伝う、手を貸すといった
ニュアンスです。
“help” はちょっと重たい「助け、支援、援助」
みたいな意味で使われることもありますが、
”a hand” はもっと軽い
「手伝い」といった感じです。
・Do you need a hand?
・Would you like a hand?
・Let me give you a hand.
こんな形で表現を伝えることができますよ。
◆「手伝ってもらえますか?」と英語で聞くには
“a hand” を使った「手伝ってくれる?」
「手伝ってもらえますか?」
の表現も簡単に表しています。
・Can you give me a hand?
・Could you give me a hand?
・Would you mind giving me a hand?
こんな言い方で簡単に「手伝ってもらえませんか?」
と言い方を伝えることができますね。
親しい人に言う場合は”Can you~?”という言い方で
問題はありません。
日本語でも「手を貸して」や「手を貸そうか?」と
言うことがありますね。そんな時の「手を貸す」が
“give (me/you) a hand” となります。
この使い方はネイティブがよくする使い方の一つに
なるので、是非表現の一つとして取り入れて見て欲しい
表現です。
◆「大丈夫?」「手伝いましょうか?」の表現はいろいろ
単純に”Are you OK?”のような
言い方で表せるニュアンスはとてもたくさんありますので、
そういった表現のストックをできるだけ
使えるよう溜めておけると表現として
使っていきやすいのではないかと思います。