皆さんは最近分数を使っていますか?
算数の授業以来、分数からは遠ざかっていると
いう方もいる事もあるかもしれませんが、
日常生活では割と使う機会がありますよね。
例えば、お腹が空いていなくて
「食事を4分の1残しました」などの言い方も
できますね。
これって英語でどう言うのでしょうか?
今回は分数の基本的な読み方をおさらいしつつ、
日常生活で使いそうな分数の表現を
紹介したいと思います。
◆分数を読むまず基本の2つのルール
基本的なところからまずは押さえましょう。
基本の2つのルールさえ覚えれば
大抵の分数(英語で”fraction”と言います)はラクラク
読める。
その2つのルールとは、基本的にはわかりやすく言うと
以下のようになります。
1、分子→分母の順に読む
2、分子は普通の数字(基数)の読み方、
分母は序数の読み方
日本語では「3分の1」のように「分母→分子」の
順番で読みますが、英語ではそれが逆、つまり
「分子→分母」の順番になります。
2つ目のルールはちょっとトリッキーかもしれません。
例えば、分子が「3」の場合は”three”という読み方
をするものの、
分母に「3」が来た場合には”third”という読み方
をするのですね。
さらに、分子が2以上の場合には分母の序数に”s”を
付けて読むのが基本です。
◆実際に分数を読んでみましょう
以下の分数を実際に読んでみるといいでしょう。
〇/〇は左側が分子、右側が分母とします。
分子、分母のルールは、
・1/3→one third(もしくは a third)
・1/5→one fifth (もしくは a fifth)
・2/3→two thirds
・1/100 → one hundredth(もしくは a hundredth)
のように読みます。
他と比較すると、ちょっとイレギュラーなものは
次から紹介します。
◆「2分の1」「4分の〇」は特別
上で紹介した基本ルールからはちょっと外れるのが
「2分の1」と「4分の◯」です。
・1/2 → a half
・1/4 → a quarter(もしくは one quarter)
のように、”half” と “quarter” で
表すのが一般的です。他にも、
・3/4 → three quarters
・1と1/2 → one and a half
・1と1/4 → one and a quarter
のような言い方をするのです。
“half” と “quarter” を使った分数は
生活の中で出てくる頻度が結構高いので、
基本のルールとあわせて覚えておきたいですね。
ちなみに「3/5」を “three over five”、
「8/9」を “eight over nine” のように読む
読み方もありますが、上で紹介した
ルールで読むことの方が断然多いです。
◆日常生活の中で使う分数
分数の読み方を覚えても実際の
生活であまり役には立たない、
と思っている人もいるのでは
ないでしょうか。
ただ、以外と分数で表現できる
言い方は多いのです。
・A quarter of the students are absent.
生徒の4分の1が休んでいます。
・One third of the year is over.
一年の3分の1が終わりました。
・Just half a glass, please.
グラスに半分だけ入れてください
こんな言い方で分数の表現は
表すことができます。
日本での生活の中では英語で
分数を読む機会というのは
とても少ないのではないでしょうか。
でも、知っておくととても便利ですので、
日本語で会話している時に分数の表現が
出てきたら、ぜひ英語でも考えてみると
よいのではないかと思います。