動物の子どもは“child” は使わずに、
それぞれ特有の呼び方がありますが、
今回は動物の鳴き声に関するお話です。
日本語では犬が「ワンワン」と鳴き、
ブタが「ブーブー」と鳴くのは誰もが知っていますが、
英語になると鳴き声の表現も変わってくるんです。
また、言えそうで意外と言えない、
「〇〇ってなんて鳴くの?」の
英語表現も紹介します。
◆子どもの歌から考える
普段の生活では動物の鳴き声を意識したこともなく、
犬の”bow-wow”や猫の”miaow”しか知らなかったら、
動物の鳴き声の表現も全くわからず、
度肝を抜かれることもあったりしますよね。
馬は英語でなんて鳴くのか知っていますか?
”neigh”で「ネイ」と読みます。実際はこんな鳴き方はしないと
思いますが、外国人の耳にはそう聞こえるようですね。
◆動物の鳴き方を表すいろいろ
動物の鳴き声は英語ではどんなふうに
表現するのか見てみましょう。
まずは、おなじみの動物から。
犬:bow-wow、arf arf、woof woof、ruff ruff
ネコ:miaow (アメリカ英語 meow)
ニワトリ(おんどり):cock-a-doodle-doo
ニワトリの鳴き方は主によく聞かれる鳴き方に感じられると
思いますが、
「言われて見ればそんなふうに聞こえるかも」という鳴き声はこちらから。
例えば、
牛:moo
ヒツジ:baa
アヒル:quack
ハト:coo
鳥:chirp
フクロウ:hoo hoo
こんな鳴き声を表すことができそうです。
そして「どうしたらそんなふうに聞こえるの?」
というものも複数ありますね。
馬:neigh
ブタ:oink
ネズミ:squeak
カエル:croak, ribbit
サル:screech
◆動物が「鳴く」は英語でどう言う?
では次に、動物が「鳴く」を英語で
言うとどうなるのでしょう?
実は「鳴く」にピッタリあてはまる動詞はないです。
なので、動物によって動詞を使い分ける必要が
ありますね。
例えば、
”A dog is barking” や
”A lion is roaring” のような感じです。
他には「馬ってなんて鳴くの?」のように聞く
場合には”What (kind of) sound does a horse make?”の
ように “sound” を使ったり、ちょっと昔に流行った
曲にもありましたが、”say” や “go” を使って表現することもあります。
・Cat goes meow(ネコがニャーと鳴く)
・Bird goes tweet(鳥がチュンチュン鳴く)
・Ducks say quack(アヒルがガーガー鳴く)
・What does the fox say?(キツネはなんて鳴くの?)
実際の聞こえ方は別にして
動物の所在や鳴き声を表記するには
とても便利ですね。
是非お役に立てて頂きたいと思います。