ネイティヴがよく使う表現の中に、
「あ、それで思い出した」という表現がありますね。
何人かの人と会話していて立て続けに耳にしたり
するフレーズの一つかもしれませんね。
会話の途中で、相手が言ったことで何かを
思い出したときなどに「あ、そうだ!それで思い出した」
なんて言ったりしますよね。
そんな時にネイティヴがよく使うフレーズを
紹介したいと思います!
◆「あ、それで思い出した」と英語で言うには?
例えば会話の中で出てきたあるキーフレーズを
ベースにして、会話を展開する際に使いますね。
例えば電話をしなければならなかった
タケシさんに会話の相手が昨日会った時に、
会話の中では「それで思い出した」
という繋ぎの言葉を使います。
A:I saw Takeshi yesterday.
B:That reminds me, I need to call him.
A:「昨日タケシに会ったよ」
-B:「それで思い出した。彼に電話しないと」
みたいに聞くとより適切な会話になりますね。
こんなふうに、相手が言ったことを受けて
「あ、それで思い出した!」と言うような
シチュエーションでとってもよく使われるのが、
”That reminds me”
→「それで思い出した」
というフレーズです。
◆“that reminds me” の意味と使用用途
“remind+人” で「(人)に思い出させる」という意味なので、
”That reminds me” は直訳すると
「それが私に思い出させる」となります。
この “that” とは、その前に相手が言った事や
した事を受けているので
「相手が言った(した)ことで何かを思い出した」という
ニュアンスを表すことができますね。
使い方はシンプルで、”That reminds me” の後ろに
文章を入れるだけでOKです。例えば、
・What’s for dinner today? –That reminds me. I have to go buy some salt.
「今日の夕食は何?」「あ、それで思い出した!塩を買いに行かないと」
・How was your trip? –Oh, that reminds me. I got something for you.
「旅行はどうだった?」「あ、思い出した。お土産があるんだ」
のような感じで使います。
場合によっては「あ、そういえば」がしっくりくることも
あったりしますよね。
◆“remind” は割とよく使われる
“remind” といえば、“remind+人+of 〜” という
使い方を思い浮かべた人もいるかもしれません。
・This song reminds me of my mom.
この曲を聞くと母親を思い出す。
のような文章を記憶した人も多いはずです。
ただ、“remind” はこれ以外でもネイティヴが
日常的によく使う単語です。
・Remind me about the appointment, otherwise I’ll forget.
→「アポのこと、思い出させてね。そうじゃないと忘れちゃうから。」
「思い出させてね」という日本語はあまりしっくりこない
ですが、ニュアンスとしては「忘れないように言ってね」
という感じです。
日本でよく言う、会話の繋ぎ、「あ、そういえば」のような意味で
「それで思い出した」・・・というネイティヴの表現は
非常によく、日常の表現としてよく出てくる表現です。
“remind” はこのような例の他にも日常生活で非常に
よく出てくる単語ですので、記憶に留めて頂けると
幅広い英会話表現に役立つと思います。
『会話に役立つ何気ないひとこと』を今日は
お伝えしました。