自分が通りたい狭いスペースに
人がいる時や、
誰かの背後を通る時、
あなたならどうしますか?
基本的には声を掛けた方がスムーズ
かもしれませんが、
無言でサッと通り抜けることも
あるかもしれません。
海外と日本の習慣にも触れながら、
道を通して欲しい時や、誰かの後ろを
通る時に使えるフレーズを今回は
シチュエーション別にお伝えします。
◆通りたいけど通れないくらいの隙間の時には
例えばスーパーの通路を通るような状況。
商品棚の間の通路って、店によっては
すごく狭かったりしますね。
自分が通りたい通路に人が立っていて、
頑張ったら通れそうだけど・・・
というような時、
あなたならどのように対応するのが
正解だと思いますか?
1、「すみません、通してもらえますか」と声をかける
2、声をかけずに狭いところを通り抜けようとする
3、通れるようになるまで待つ
こんな選択肢があると思いますが、
今回は声を掛ける場合をお伝えします。
◆「通して下さい」と伝えるには
道を通してもらいときは日本語では
「ちょっと通してもらえますか?」と
聞いたりするのが一般的ですね。
英語で言おうとした場合、
単純に”Excuse me.”で大丈夫です。
これをカジュアルに言うには
Eを付けずに、”Scuse me.”とも言えます。
meを付けずに単純に”Scuse”という表現
をしても問題ない表現の一つです。
これはネイティブ的には
少し砕けた言い方になるので、
表現的にはカジュアルな言い回しと
言えるでしょう。
雰囲気で通りたい感じが
相手に伝えられる場合には、
気軽にこの一言を掛けるのみで
大丈夫でしょう。
◆日本人と欧米人のパーソナルスペースの違い
何故無言で通り抜けようとせずに、
”Excuse me” と声をかける人が多いのか
考えてみると、「パーソナルスペースの違い」
という一因が大きくなるようです。
パーソナルスペースとは簡単に言うと
「相手にこれ以上近付かれると不快だな
と感じる物理的な距離」の事をいいます。
欧米人は特に赤の他人に対しては、
日本人よりもパーソナルスペースが
広いよう。
何故なら単純に国土が広いので
広い土地で生活していたり、
広い家に住んでいるので
各々が必要な他人との距離というものも
他の人に比べて広く
必要になると言えます。
例えば、欧米人では
列を作るときに前の人との距離が
日本よりも広かったり、
狭いスぺースに人が無言で入ってきて
体を押されたりすることが少ないよう。
日本では満員電車に慣れていたり、
物理的に狭い国土に人がたくさん
いたりするので
特に過密都市の東京などの
居住箇所は、パーソナルスペースは
必然的に狭いとも言えます。
◆「通ります!」と伝える状況別の表現
最後に「通ります!」などと言うような
場面で使うフレーズも紹介しますね。