今年も暖かい鍋が美味しい季節が
やってきましたね。
今の寒い冬の時期なら献立と言ったら
「鍋料理」を真っ先に思い浮かべる
人も多いでしょう。友人や家族でのワイワイしながらの
「鍋」は温まりますしいいですよね。
実は、鍋文化って日本独特の文化で、
日本のように家族や仲間たちが土器や鉄器の
鍋を囲んで火にかけたまま一斉に食べるなんていう
料理は、ちょっと珍しいものです。
また、料理ではなく、ただの調理器具のことも「鍋」と言います。
今回はこの二つの「鍋」を英語で
どう表現するのかと「鍋」関連のボキャブラリーも
あわせてお届けしたいと思います。
◆「鍋料理」の「鍋」を英語で言うと?
「鍋」は英語でどう表現されるかと言うと、
”hot pot”
”Japanese hot pot”
”Japanese hot pot dish”
のような言い方で表せます。
中国の「火鍋」も “hot pot” なので
「日本の鍋料理」という意味合いを込めたい場合は
“Japanese hot pot” と言うといいかもしれませんね。
◆「鍋」を英語で言うとうなる?
「鍋料理」ではなく、調理器具としての「鍋」
の英語表現をチェックしてみます。
「鍋」は種類によっていくつか名前が
ありますが、まずは
”pot”=大きくて深さのある「両手鍋」を
指すことが多いそう。
別の単語では、
”pan”と言います。
長い柄が一つ付いているものをこう呼んで、
”pan”というケースも多いですね。
「フライパン(frying pan,frypan)」も
“pan”の一種ですね。
そして、日本で一般的に「鍋」と呼ぶ、通常の取っ手が付いた
「片手鍋」は、”pan” の中でも特別に、
”saucepan”
と呼ばれます。ちなみに鍋の「蓋(ふた)」
は “lid” と呼びますね。
◆「圧力鍋」や「中華鍋」を英語に直すと
「圧力鍋」は名前に「鍋」がついていますが、
英語では “pot” も “pan” も名前に入りません。
これは、
”pressure cooker”と言う言い方が
適しています。
圧力(pressure)をかけて調理する器具だからです。
また「中華鍋」も「鍋」という字が入っていますね。
これは “pan” の仲間ですが特別な名前があって、
”wok”【ワク】とも呼ばれます。
ちなみに、「鍋つかみ」は英語でこう呼ばれます。
”potholder”(ポットホルダー)”oven mitt”(オーブンミット)、
”oven glove”(オーブングローブ)などを示す単語です。
中綿が入ったものやニット、
シリコンなどいろんな素材のものがあります。
どれも両手で使う場合には
2つ必要になるので、複数形にするのを
忘れないでくださいね。
寒い日にはついつい、夕食メニューに
選んでしまいたくなる、「鍋」に
ついてのお話でした。