QuickRepの使い方

QuickRepは、すべてのレポートを作成するもとになるコンポーネントで、レポートを作るときは必ず使用します。QuickRepはバンドと呼ばれる領域に分割して、バンドにクイックレポートコンポーネントを貼り付けてデータを表示（印刷）します。

バンドにはつぎのものがあります。バンドはオブジェクトインスペクタのBandsを展開して、項目をTrueにすると表示されます。

• HasColumnHeader
• HasDetail
• HasPageFooter
• HasPageHeader
• HasSummary
• HasTitle

データベースの内容を表示するバンドはDetailになります。ここに貼り付けたコンポーネントは、実行時にはデータの数だけ複製されて表示（印刷）されます。

QuickRepの使い方の詳細はクイックレポートの基本的な使い方を参照してください。

QuickRepを実行時に表示しないようにするには

ヘルプにはVisibleプロパティがないのですが、派生元のクラスにはVisibleプロパティがあります。したがって、VisibleプロパティをFalseに設定すればQuickRepは表示されなくなります。