delphi.gif (306 バイト) QRExprの使い方


QRExprを使うとデータセットのデータを使った計算式をレポートに追加できます。テーブル内のデータを使った計算値をレポートに含めるときなどに便利です。

 

toach.gif (917 バイト) QRExprの簡単な使い方

  1. QuickRepにバンドを追加して(データベースコンポーネントの基本的な使い方)、DetailバンドにQRExprを貼り付けます。
  2. QRExprのExpressionプロパティに式を記述します。
  3. プログラムでデータセットを開いてプレビュー表示すると、式のとおりに結果が表示されます。

式の記述例

2 * Table1.X Table1のフィールドXの値の2倍
Sqrt(Table1.X) Table1のフィールドXの値の平方根
Date 日付

 

toach.gif (917 バイト) Expressionプロパティエディタの使い方

Expressionプロパティには式を簡単に作るためのプロパティエディタがついています。データセットの項目を表示するためには、そのデータセット(Tableなど)のActiveプロパティをTrueにしておくことが必要です。

 

例 SQRT(2 * Table1.X + Table1.Y)

  1. 関数/分類を数学にしてSQRTを追加する(SQRT(<Expr>とダイアログの式表示欄の上側に表示される)
  2. 定数に2を入力して追加ボタンを押す(式表示部に2が追加される)
  3. *ボタンを押す。
  4. データセットをTable1(例)にすると、項目欄にX,Y(例)が表示される。
  5. Xを選んで追加ボタンを押す。
  6. +ボタンを押す。
  7. データセット項目欄からYを選んで追加ボタンを押す。
  8. OKボタンを押すと)が追加される。
  9. OKボタンを押すとプロパティエディタが閉じてその式がExpressionプロパティに設定される。

 

toach.gif (917 バイト) QuickReport取扱説明書(\Delphi3\Quickrpt\Qrpt2man.doc)

第2章の「式の使い方」を参照してください。