原作との相違点をわかっている範囲で挙げてみると 1.舞台が大学である
いくらなんでも年齢19歳~28歳までの好男児たちを中学生にするわけにはいかない。もちろん、このドラマはまず最初に好男児ありきの企画なので、役柄に合わせてもっと若い俳優を使うという選択肢はなし(笑)。 ということで、青春学院は大学ということになっている。中国では大学でああいう制服を着るのだろう…。 2.当然ながら、登場人物の名前は中国名(しかも微妙…) 日本の原作をドラマ化というと、台湾ドラマのように「日本語の名前をそのまま使い中国人名として流通させる」というパターンもあるのだが、この作品では、原作の名前をなるべく使った中国名方式を採用。
そのパターンは大きく3つに分けられる。 【パターンA】苗字をカット、残った名前を姓と名に分ける 越前リョーマ→龍 馬(姓が龍で、名前が馬) 不二周助→周 助(姓が周で、名前が助) 【パターンB】苗字を残し姓と名に分け、中国語で同じ発音の漢字に変換する
菊丸英二→鞠 万 観月はじめ→関 越 跡部景吾→季 歩 【パターンC】苗字か名前のどちらかをカットし、中国の姓をつける 手塚国光→鍾 国光 乾貞治→銭 真智 海堂薫→陳 海堂 亜久津仁→王 亜津 【パターンD】苦心の跡が… 大石秀一郎→石 毅(石と一だけ残して、一を同じ発音の毅に変換) 3.原作にはない人物、小波が登場 耳が聞こえない宋暁波のために、テニスコートの管理人という役を新たに追加。リョーマとの間に友情が芽生えていそうな雰囲気。 4.寿司屋であるはずの河村くんの家業は、中華料理屋らしい 5.青学コーチ、竜崎スミレ先生が若い女性という設定に もっともこれは、日本の映画版でもそうだった(島谷ひとみがキャスティングされた)。 6.学校の名前もアレンジが 青春学園→青春学院 山吹中→杉華 不動峰中→東風商学院 氷帝学園→氷諦国際交流学院
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