FileListBoxの使い方
FileListBoxはファイル一覧のリストボックスです。したがって、ユーザにファイル一覧からファイルを選択させるといった使い方(ふつうはOpenDialogを使いますが)の他、非表示にしてファイルの検索といった使い方もできると思います。
ドライブ、フォルダ、フィルタを設定するには
ふつうはDriveComboBox,DirectoryListBox,FilterComboBoxと組み合わせて使います。DirectoryListBoxとFilterComboBoxのFileListプロパティにFileListBoxを設定すると状況に応じて自動的にFileListBoxの内容が変化します。
このとき、現在のドライブとフォルダはDrive, Directoryを読めばわかります。もし、他のコンポーネントと組み合わせずに使うのなら、これらのプロパティを設定すれば、指定した位置のファイル一覧を得ることができます。
例
FilterComboBox1.FileList := FileListBox1;
DriveComboBox1.DirList := DirectoryListBox1;
DirectoryListBox1.FileList := FileListBox1;
選択されたファイルを得るには
FileNameプロパティを読むことによって現在選択されているファイルを得ることができます。
ファイル一覧を得るには
ItemsプロパティはTString型で、ファイル一覧が格納されます。