SpinEditの使い方
SamplesといってもDelphiのサンプルはあなどれません。実用性は十分です。
Samplesタブにあるコンポーネントはヘルプがありません。その代わりソースが\Delphi3\Source\Samplesにあります。
SpinEditはeEditBoxとSpinButtonが一体化したコントロールなので、使い方によっては便利なコントロールです。特に整数を扱うときはValueプロパティが整数なのでエディットボックスより便利に使えます。
最大値、最小値を変更するには
エディットボックス部分に表示される数値の最大値と最小値は、MaxValue、MinValueプロパティを変更すると変更できます。ここに適切な値を設定しておくとユーザが変更できる値の範囲を制限できます。
ユーザがエディット部分を直接変更できないようにするには
ReadOnlyプロパティをTrueにしておくとユーザが直接、値を変更できないようになります。
値の変化量を変更するには
Incrementプロパティを変更するとスピンボタンを押したときの変化量を変更できます。