コンポーネントのテスト

コンポーネントをコンポーネントパレットにインストールする前に、そのコンポーネントの実行時の動作をテストすることが必要です。

インストール前のコンポーネントのテストは次の手順で行います。

1. コンポーネントのユニットの名前を、uses節に追加します。
2. フォームのpublic節に、そのコンポーネントのオブジェクト変数を追加します。
3. フォームのOnCreateハンドラでコンポーネントを構築します。
4. コンポーネントのParentプロパティを指定します。
5. 必要によってほかのプロパティも設定します。
6. 再構築を行って実行させます。

例

unit frmTest;

interface

uses
  Windows, Messages, SysUtils, Classes, Graphics, Controls, Forms,
  Dialogs, CapsEdit;

type
  TForm1 = class(TForm)
    procedure FormCreate(Sender: TObject);
  private
    { Private 宣言 }
  public
    { Public 宣言 }
    capsedit : TCapsEdit;
  end;

var
  Form1: TForm1;

implementation

{$R *.DFM}

procedure TForm1.FormCreate(Sender: TObject);
begin
    capsedit := TCapsEdit.Create(Self);
    capsedit.Parent := Self;
    capsedit.Top := 50;
    capsedit.Left := 120;
end;

end.