メッセージ処理
多くのコンポーネントでは、内部で使用するためのメッセージが定義されていますが、標準メッセージ以外のメッセージを取り扱うこともできます。
ユーザメッセージの定義
ユーザ定義メッセージはWM_USER+n(n <= 7FFFH)の形式で定義します。WM_USERはユーザ定義メッセージ番号の先頭を意味します。WM_USERより小さいメッセージ番号はWindowsによって予約されています。
例
const WM_MYMESSAGE = WM_USER+1;
メッセージハンドラの宣言
メッセージハンドラの宣言はmessage指令を付加して行います。
例
procedure OnMyMessage(var Msg: TMessage); message WM_MYMESSAGE;
メッセージの送り方
メッセージを送るときはSendMessageまたはPostMessage(メッセージキューにメッセージを入れる)を使用します。
例
SendMessage(Handle, WM_MYMESSAGE, 0, 0);