delphi.gif (306 バイト) タイプライブラリの使用


タイプライブラリを使うとCOMオブジェクトのPascalラッパーを作成できます。そうすることによって、簡単にCOMオブジェクトを利用することができます。

 

toach.gif (917 バイト) タイプライブラリを取りこむには

タイプライブラリを取りこむと、そのCOMオブジェクトのラッパーユニットをプロジェクトに追加できます。これは次の手順で行います。

  1. 「プロジェクト/タイプライブラリの取りこみ」メニューを実行します。
  2. 「タイプライブラリの取りこみ」ダイアログボックスが表示されたら、リストボックスからタイプライブラリを取りこみたいCOMオブジェクトを選びます。
  3. 「OK」ボタンを押すと、タイプライブラリが取りこまれてラッパーユニットがプロジェクトに追加されます(ユニットはXXXLib_TLBという名前になります)

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toach.gif (917 バイト) 一覧にないタイプライブラリの取りこみ

COMオブジェクトは、レジストリに登録されていないと使用することはできません。FDなどからコピーしたCOMオブジェクトはレジストリに登録しなければなりません。これは、「タイプライブラリの取りこみ」ダイアログボックスで「追加」ボタンを押すことにより行います。
タイプライブラリは、拡張子TLBのタイプライブラリファイルのほか、ふつうDLLやEXEにもリソースとして含まれています。「追加」ボタンを押すと、「ファイルを開く」コモンダイアログボックスが開くので、必要なCOMオブジェクトを開きます。そうすると、一覧に追加されるので、それを選んで「OK」ボタンを押せばラッパーユニットがプロジェクトに追加されます。

レジストリへのCOMオブジェクトの登録はregsvr32.exe(Windows98では\Windows\Systemの下にあります)によっても行うことができます。

使用例:  C:\>regsvr32 MyComObj.dll

 

toach.gif (917 バイト) 不要なタイプライブラリの削除

テスト用に作ったCOMオブジェクトも、レジストリに登録されてしまいますが、「削除」ボタンによってそのようなCOMオブジェクトをレジストリから削除することができます。regsvr32.exeで行うときにはスイッチ"/u"をつけると同様に削除できます。