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【グラニュース】

シミッチに風間魂注入 加入から2週間 全体練習後に特別授業

2019年2月20日 紙面から

降りしきる雨の中で風間監督(右から2番目)から指導を受けるシミッチ(左端)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(川本光憲撮影)

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 新加入のMFシミッチ(25)が風間魂を注入された。23日の開幕アウェー鳥栖戦を控えた名古屋グランパスは19日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習した。加入からわずか2週間のブラジル人MFは全体練習後、風間八宏監督(57)に呼ばれて、米本らと『雨天特別授業』を受けた。

 開幕まで残り4日。全体練習後、シミッチが風間監督に呼ばれた。降りしきる雨の中で10分間。シミッチはディフェンスと競り合うFW赤崎へ縦パスを送り続けた。

 「味方だけではなく、敵を見ること。敵のいる場所、体重移動を考えながら、味方のどこへどのタイミングでパスを出すのか。分かっていることだけど、僕たちアスリートは満足しちゃいけない。細かい練習だけど、必要な練習だった」。シミッチは振り返った。

 来日からドタバタ調整だった。獲得の正式発表当日となった6日に沖縄キャンプに合流。現地で練習試合2試合に出場し、名古屋に帰ってきて16日に非公開のゲームに出たとみられる。計3試合。どっしりと腰を据えて、自分の動きをチームメートに伝える時間はなかったし、理解してもらう時間もなかった。だからこそシミッチは「いい時間だった」と充実感をにじませた。

 

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