MDIアプリケーションの作り方
MDIとはMulti Document Interfaceのことです。MDIアプリケーションは大規模なアプリケーションを作成するときよく使用されます。
MDIアプリケーションプロジェクトを作成するには
- 「ファイル/新規作成」を実行し、プロジェクトタブを選びます。
- 一覧の中から「MDIアプリケーション」を選んでOKボタンを押します。
- MDIフォームがプロジェクトに追加されます。このMDIフォームにはすでにメニューやツールバーが追加されているので、それらをカスタマイズして自分のアプリケーションを構築します。
MDIメインフォームのカスタマイズ
- メニューコンポーネントをクリックしてメニューのプロパティを変更します。
- ウィザードが生成したサンプルアプリケーションのツールバーはWIN32のツールバーではありません。必要ならWIN32のツールバーに変更します。そのまま使用するならスピードボタンのGlyphプロパティをアプリケーションに合わせて変更し、イベントハンドラも変更します。
- メニューコンポーネントをクリックしてメインメニューオブジェクトインスぺクタを表示して、Itemsプロパティを変更します。
- メニュー項目に対するハンドラを修正したり、追加したりしてアプリケーションに合わせたコードを記述します。
MDIチャイルドフォームのカスタマイズ
- 「表示/フォーム」を実行して、MDIChildフォームを選んで表示させます。
- オブジェクトインスぺクタでアプリケーションに合ったプロパティの値に変更します。
- オブジェクトインスぺクタのイベントタブを開き、MDIチャイルドフォームに対するイベントハンドラを定義します。
- 3で定義したイベントハンドラの具体的なコードを記述します。
ABOUTボックスのカスタマイズ
- 「表示/フォーム」を実行して、AboutBoxフォームを選んで表示させます。
- AboutBoxとして必要な内容を変更します。