delphi.gif (306 バイト) 動的配列の使い方


動的配列が、Delphi4から使えるようになりました。動的配列は、大きさが固定されていない配列です。

 

toach.gif (917 バイト) 動的配列を宣言するには

つぎのようにサイズを指定せずに配列宣言します。
var
  A: array of Smallint;

 

toach.gif (917 バイト) 動的配列の実体はポインタである

動的配列変数はポインタです。したがって、宣言しただけでは、メモリは割り付けられません。したがって、SetLengthを使ってメモリを割り付ける必要があります。

SetLength(A, 10);

このとき、配列の添字は"0"から始まります。
割り付けたメモリを解放するには、動的配列変数にnilを代入します。

A := nil;

 

toach.gif (917 バイト) 動的配列の代入

動的配列変数はポインタなので、代入を行うと静的配列の場合と異なる結果になります。


A[0] :=1;
B := A;
B[0] :=2;
の実行結果は動的配列では、A[0] =2,静的配列ではA[0] = 1。