delphi.gif (306 バイト) コンパイラ指令


{$の後に特定の文字が続くコメントは、コンパイラ指令として解釈されます。つぎによく使用されるコンパイル指令をいくつか示します。

コンパイラ指令 意味
{$APPTYPE CONSOLE} コンソールアプリケーションとしてコンパイル
{$DEFINE name} 条件コンパイル用にnameを定義
{$UNDEF name} 条件コンパイル用にnameの定義をやめる
{$IFxxx} 条件コンパイル用IF(=#if)
{$IFDEF name} 条件コンパイル用IFDEF(=#ifdef)
{$IFNDEF name} 条件コンパイル用IFNDEF(=#ifndef)
{$ELSE} 条件コンパイル用ELSE(=#else)
{$ENDIF} 条件コンパイル用ENDIF(#endif)
{$IFOPT switch} 条件コンパイル用.スイッチが有効かどうか
{$L file} OBJファイルをリンクするとき使用(C++ Builderとの併用)
{$R file} リソースの使用

 

delphi1.gif (322 バイト) 条件コンパイル指令の使用例

{$DEFINE TEST}
.....
{$IFDEF TEST}
   MessageDlg('I = ' + IntToStr(I), mtInformation, [mbOK], 0);
{$ENDIF}