コンパイラ指令
{$の後に特定の文字が続くコメントは、コンパイラ指令として解釈されます。つぎによく使用されるコンパイル指令をいくつか示します。
コンパイラ指令 | 意味 |
{$APPTYPE CONSOLE} | コンソールアプリケーションとしてコンパイル |
{$DEFINE name} | 条件コンパイル用にnameを定義 |
{$UNDEF name} | 条件コンパイル用にnameの定義をやめる |
{$IFxxx} | 条件コンパイル用IF(=#if) |
{$IFDEF name} | 条件コンパイル用IFDEF(=#ifdef) |
{$IFNDEF name} | 条件コンパイル用IFNDEF(=#ifndef) |
{$ELSE} | 条件コンパイル用ELSE(=#else) |
{$ENDIF} | 条件コンパイル用ENDIF(#endif) |
{$IFOPT switch} | 条件コンパイル用.スイッチが有効かどうか |
{$L file} | OBJファイルをリンクするとき使用(C++ Builderとの併用) |
{$R file} | リソースの使用 |
条件コンパイル指令の使用例
{$DEFINE TEST} ..... {$IFDEF TEST} MessageDlg('I = ' + IntToStr(I), mtInformation, [mbOK], 0); {$ENDIF}