19日
18時09分
1分30秒

定員3倍の留学生受け入れ、茨城の専門学校

 茨城県取手市にある外国人留学生向けの専門課程のある専門学校が、2016年に、定員の3倍にあたる、およそ900人の留学生を受け入れていたことがわかりました。

 東京入国管理局などによりますと、定員を超える外国人留学生を受け入れていたのは、取手市にある専門学校「東海学院文化教養専門学校」です。茨城県と入管が2016年5月に立ち入り調査を行ったところ、この専門学校は、本来の定員である300人の3倍ほどにあたる、およそ900人の外国人留学生を受け入れていたということです。

 留学生の多くが本来の在留目的ではなく、就労が目的だったとみられ、入管は在留資格の取り消しなどの措置を執りました。

 在留資格の更新には、授業への出席率が一定の水準あることが必要とされていますが、学校側はこの出席率を水増しして入管に提出していて、実際の出席率は5割以下だったということです。

 専門学校側はJNNの取材に対し、「県と入管に指導を受けてからは、しっかりと入学試験を実施し、厳選した上で受け入れている。今後もきちんと管理していきたい」とコメントしています。

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更新日時:2月20日 8時02分

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