韓国人女性が中学校で自身の体験を語る 生徒とチヂミ作りも 三重県
異文化への理解を深めてもらおうと、三重県津市でキムチ店を営む韓国人女性が、中学校で講演。
生徒たちとチヂミ作りも行いました。
民族衣装のチマチョゴリを着て現れたのは、津市でキムチ店を営む韓国籍のパク・ソンジャさん(54)です。
三重県松阪市の飯高中学校の人権学習に講師として招かれました。
パクさんは、韓国の文化を紹介したほか、客で賑わうパクさんの店に対して「異国人だから迷惑だ」と近所から苦情が入り、嫌な思いをした過去があると自身の経験談を披露しました。
「なかなか解決できない外交問題もあるが、日本と韓国が仲良くできる日が、一日でも早くきたら良いなと…」(パク・ソンジャさん)
「体験談を詳しく聞けて『そういう体験をしてきたんだ』と」
「韓国の文化も知れて嬉しかった」(生徒)
講演の後、生徒たちは、パクさんと韓国料理のチヂミを作りを一緒に楽しんでいました。(12日19:00)