【首都スポ】[大学ラグビー]明大・田中監督「他のリーダーも大事」2019年2月19日 紙面から 「もう満場一致でしょう」。就任2シーズン目となる田中澄憲監督(43)は、武井主将についてそう言った。昨季は自ら主将を指名したが、今季は学生に人選を委ねた。とはいえ、丸投げではない。 「単純な多数決はダメだよと伝えました。リーダーに何を求めるのか、各自はどんな責任を持つのか、学年全体で考えさせるためです」 昨季、22シーズンぶりの大学日本一を果たした要因のひとつには、複数リーダー制を導入し、部員のチームへの参加意識を高めたことがあった。それは今季も踏襲する。 「武井はプレー面でも生活面でも、誰もが納得する存在だけど、他のリーダーも大事。3月4日にはキックオフミーティングをして本格的なチーム練習をスタートさせるので、その日に発表します。彼らがリーダーとしてどう成長して、どうチームを成長させていくかが楽しみです」 連覇を狙う今季、チームの進化に注目だ。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。
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