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【プロ野球】

西武の辻監督、粋な演出で開幕投手に多和田を指名

2019年2月19日 紙面から

西武キャンプの手締めを終えた直後、スコアボードに表示された「開幕投手 多和田真三郎」の文字=南郷で

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 西武の辻発彦監督(60)が18日、粋な演出で開幕投手に多和田真三郎投手(25)を指名したことを発表した。宮崎・南郷キャンプ最終日の全員での手締め直後、バックスクリーンの電光掲示板に「開幕投手 多和田真三郎」とサプライズ発表。3月29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)を託した。

 通達は同日の朝。球場に着くと、多和田を監督室に呼んだ。15日のブルペン投球で決断したという。「開幕いくぞ」と伝えた。他の選手らには明かさず、練習の締めに演出を仕込んでいた。

 4年目で初めて大役の指名を受けた多和田は円陣の中央に導かれ、「日本一取るぞ!」とガッツポーズを決めた。「エースが投げるポジション。まだまだ向上して、そうなれるようにしたい。とても大事な試合なので恥じないような投球をしないといけない」と表情を引き締めた。

 チームは高知に移動し、20日からは対外試合に突入する。辻監督は「いい雰囲気でやれた」と南郷キャンプを総括。V2への第1球は多和田に託された。

 

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