中日の松坂大輔投手(38)が17日、右肩の炎症の治療とリハビリを行うため北谷キャンプを離脱し、名古屋に戻った。
那覇空港ではTシャツ、マスク姿だったが、中部国際空港の到着ゲートには上着を着用して姿を見せた。記者の問い掛けに軽く会釈をし、待ち受けた関係者の車に乗り込んだ。ゲートには、同便に乗ったとみられる乗客を含めて50人ほどが集まった。
松坂のキャンプ離脱について、与田監督はこの日「チームの選手を見るためにチームドクターという方についてもらっているので、まずしっかりとその判断を仰いだ上で、治療に集中してもらうという判断ですね」と説明した。
前夜に話し合いの場を持った際には、松坂自身が責任を感じているように見えたそうで、同監督は「一日も早く投げられるようになりたいというのは本人が誰よりも思っている。われわれも焦らせず、良い環境、しっかり治せる環境をつくってあげたい」と気遣った。