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【ドラニュース】

京田、竜初の年間200安打誓う 前日特打でフォーム改良手応え

2019年2月18日 紙面から

練習試合・ヤクルト-中日 1回表無死、京田は石川(左)から右前打を放つ=浦添で(谷沢昇司撮影)

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 中日の京田陽太内野手(24)が17日、ヤクルトとの練習試合(浦添)に「1番・遊撃」で出場し、対外試合で自身今季初のマルチ安打を放った。充実のキャンプを過ごす背番号1は、今季の目標を中日勢としては未踏のシーズン200安打に設定しているもよう。3月9、10日に行われる日本代表-メキシコ代表の強化試合(京セラドーム大阪)で侍ジャパン入りすることも内定し、3年目の大飛躍に注目だ。

 リードオフマンとしてしっかりと存在感を示した。今キャンプでの与田竜の対外試合4試合のうち、3試合で1番打者として起用されている京田が、初のマルチ安打。「状態はいいですね。ここまで順調に来ていると思います」。キャンプも中盤から終盤へと入っていく中、徐々にエンジンがかかってきたようだ。

 ヤクルトの先発は39歳のベテラン左腕・石川。プレーボール直後の第1打席は2球で追い込まれたが、簡単に料理はさせない。ボールを1球選んでからファウルで2球粘って、6球目の直球を鋭く右前へはじき返した。7回は1死一、二塁の好機。4番手・風張の投じた初球の112キロカーブをきれいに中前へ運んだ。

 昨季はリーグワースト2位の打率2割3分5厘。巻き返しを期し、打撃フォームの改良に取り組んできた。タイミングを取る際、大きく上下していたグリップの動きを小さくしている。14日のロッテとの練習試合(北谷)では3打数無安打と結果が出なかったが、村上打撃コーチによれば、その後に打ち込んで確かな手応えをつかんだようだ。

 「きのう(16日)の特打の時に『ずっと言われていたことがやっと合致した』と話していた。早速、きょう2本出たしね」。納得顔の同コーチは、京田と今季の目標を確認し合っているという。それが日本球界でこれまで6人(計7度)しか達成していないシーズン200安打。「『打ちます』と言っています」。頼もしげな言葉が、同コーチの耳にインプットされている。

 

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