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エンペラースネークヘッド
Channa diplogramma?
分布
インド
特徴
小さい頃は、この手の顔のとがった系の3種(レット、エマス、本種)は赤や原色に近い綺麗な見た目をしているが、成長にともない、まったく色目の違う体色へと変化していく。
インドから来る本種はどうかわからんが、タイ、ボルネオ、インドネシアから来るレッドスネークは稀に産地を記載されて販売されているが、あいつら、タイやら、スマトラにかけてあっちこっちで青いのんやら、緑色のうねうね模様のやつやら釣れるし、人為的養殖状態ですのでなんか産地書かれても信憑性に欠けますし、ほとんどがブリードいや養殖といったほうが正しいでしょう。
アメリカでも外来種として、国内のブルーギル、アメザリ状態です。
というのもあってなんとなく、東南のレットスネークは仕入れない。
まあインド便でも途中タイ経由ですんで、どっちもどっちですけどね。
本種も成長過程において、先日写真で上げたようなレッドスネークな模様になりそこからまたグレー?しろっぽくなり、顔から背中にかけて細かいスポットが入る個体多いが、個体差も多く、実際こいつを飼育した経験が全くないので、本個体がどんな成長を遂げるが非常に興味深い。
学名も最近ディブログラマになったのか、その表記をみかけることもおおくなったが、レッドスネークの亜種にしか見えないけど、その実際はわからない。
色目違いで別種とされるゼブラダニオ、パールダニオこいつら、DNA調べたら面白いことがわかります。別種は別種であるけど違いはたった一か所だけってこともあります。
小生が思う将来的に安易に飼ってはいけない魚
レッドスネーク エマス エンペラー
ガリエピニス
ヘテロブランクス
プラニセプス
レットテールキャット
ピライーバ
ピラルクー
タライロン
理由は餌のやり方にもよりますが、一年飼えばわかります 笑えん時ありますよ。
まあ、安っすい値段で売られてますからだいたい幼魚期、若魚の段階でちんまい水槽に入れられて、たいして餌も食わせずひねさせられて殺されているのがほとんどでしょうけどね・・・
以前、購入先はわからんが、とあるお客さんの引き取りのレットテール、タイガーシャベルに見えるぐらいやせて頭蓋骨が隆起しもう元に戻らん状態でした。
WCの入荷時のがりがりのプレコの方がましなぐらい・・・
本種とエマスはレッドスネークみたいに何百円ではないですけどアリゲーターガー、ミドリガメにして上記の連中にしてもイージーの手に入る価格帯、安く売ったらあかん魚。
純粋に大型やってる人が規制のあおりを受けるだけですから。
とんがり系はオセレイトが現実的に飼育向き。
せやけど養殖物とわかってうえでもオセレイトちっさい頃から育てても現地にいるようなきれいな青がなかなかでーへん。
飼育環境、生息環境、水、太陽光線 は大事ですね。
こいつらも幸いエアレもいらん魚ですし夏場だけでも、外にほり出したほうがいいかも?
飼育
以下本種は飼育経験がないのでレッドスネーク同様であろうかと思いますので、レッドスネークの場合は、
人にも良くなれぐんぐん成長し、こいつらの成長過程においての特徴である色目も変化して非常に面白い。
注意すべきは餌を切らすとすぐに痩せますので、幼魚期は毎日生餌をたらふく食わせる方がいい。
しかし、むちゃくちゃ悪いですし、ガーよりこいつらに噛まれる方が痛いでしょう。
牙がごっついので血まみれになりますよ。
親もんのザリガニやモクズガニをバリバリ音立てて食べます。
ソフトシェルならいいけど、硬い奴は消化不良起こすことがあるので、あんまやらんほうがいいんですがね。
混泳して仲良くしていることもありますが、ただのキラーマシーンになる場合もあります。
いずれにして、やってみないとわかりませんが、なかなか強烈な奴です。
そしてこいつは容赦なくデカくなります。
ちっちゃい頃、赤くてかわいらしいんですけど、設備とキャパのない方はやめた方がいいです。
到底たかだか1200程度のちんまい水槽で飼いきれるような奴らではないです。
でも、最終的にこいつ食ってもうまくはないけど、まずくもないですよ。
パンチの効いた調味料と料理次第ではそこそこ行けます。