地域:福井県敦賀市立石
出典: 原子炉廃止措置研究開発センター公式サイトの 周辺お薦めスポット「立石」より。
立石
敦賀半島の先端に位置する漁村で,定置網・刺し網漁が盛んです。立石の名は昔蒙古軍が海上から攻め入った時,現在の立石近くの海中に大きな石が現れ,蒙古軍が射る矢の「楯(たて)」になったと伝えられていることが由来となっています。ここから約30分歩くと, 敦賀半島のシンボルと言われる立石灯台があります。
「たていし」の地名起源説話。
なお、現在は「昔蒙古軍が海上から攻め入った」
となっているが、ちょっと待ってNetふるさとアルバム 「80年間、灯台守が守った立石岬灯台」に引用されている文章では「奈良時代に蒙古軍が海上から攻め入ったとき」
(※1)となっている。
「蒙古が攻めてきた」と聞くと、現代ではすぐ鎌倉時代のことと考えてしまうが、近代以前においては単に「外国が攻めてきた」というだけの意味で別の時代の話と考えられていることがあり、注意が必要である。この伝説も、本来「奈良時代」
の「蒙古軍」
であったものを、サイト作成にあたり「蒙古襲来は鎌倉時代」という現代の常識にてらして、「蒙古軍」
の語を生かすため「奈良時代」
の語を削除したものかもしれない。