元寇長門襲来説

なぜかそんなところに(2010/05/12)

■ 他地域の伝説 ■

□ 三宅島「異様な光、蒙古の声」

地域:東京都三宅島三宅村

出典: 国際日本文化研究センター怪異・妖怪伝承データベース2360247番)より。國學院大學民俗学研究会「三宅島」(國學院大學民俗学研究会『民俗採訪』1956年所収)で紹介。


◆内容

要約
蒙古が攻めてきて神風で全滅した。三宅島に蒙古の大将が流れ着き、死んだ。道下に葬ったが、毎夜王堀山で異様な光が見えたので、そっちに葬った。光は消えたが、ナライの風が吹くと今でも蒙古の声がする。
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◆コメント

さすがに三宅島まではなかなか行けないので、とりあえずデータベースで公開されている要約内容。「道下」「王堀山」は地名だろうがよくわからない。「ナライの風」は北東の風のことらしい(※1)。

この蒙古は三宅島に攻めてきたわけではなく、「蒙古の大将」ひとりが流れ着いたことになっている。埋葬するべき場所を、土地が示していることは興味深い。強い風が吹く時にする異様な音を、「蒙古の声」と解釈したものであろうか。

※1:
「もうすぐ4月を迎えようとしていますが、昨日の三宅島は寒い北東(ナライ)の風が吹きました」(三宅村立三宅小学校ブログ2010年3月30日エントリ参照)

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