地域:東京都三宅島三宅村
出典: 国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベース(2360247番)より。國學院大學民俗学研究会「三宅島」(國學院大學民俗学研究会『民俗採訪』1956年所収)で紹介。
要約
蒙古が攻めてきて神風で全滅した。三宅島に蒙古の大将が流れ着き、死んだ。道下に葬ったが、毎夜王堀山で異様な光が見えたので、そっちに葬った。光は消えたが、ナライの風が吹くと今でも蒙古の声がする。
さすがに三宅島まではなかなか行けないので、とりあえずデータベースで公開されている要約内容。「道下」
「王堀山」
は地名だろうがよくわからない。「ナライの風」
は北東の風のことらしい(※1)。
この蒙古は三宅島に攻めてきたわけではなく、「蒙古の大将」
ひとりが流れ着いたことになっている。埋葬するべき場所を、土地が示していることは興味深い。強い風が吹く時にする異様な音を、「蒙古の声」
と解釈したものであろうか。