今や大人気の職業となった私立大学職員。転職倍率も年々高くなっており、100倍を超すとも言われている。そんな高倍率の選考を勝ち抜く為の「最短の方法」を記した一冊をご紹介!
私学事業団によると、私大職員の平均年収は734万円。上場企業の602万円、公務員の584万円、民間企業の421万円と比較しても、かなり高水準にあることが分かる。40歳平社員でも大台の1,000万円を簡単に狙える好待遇。
得意先も無く、ノルマも無く、上司からの詰めもない、仕事上のあらゆるプレッシャーから解放される上、仕事内容も特殊な能力を必要としない、言わば”誰にでも出来る”事務作業。
8時55分に出勤、17時05分に退勤。サービス残業や朝残業をしている人は皆無。睡眠時間もきっちり確保できる。もちろん残業代はきっちり10分単位で出るし、残業に対するプレッシャーも無い。私大職員は健康的で文化的な労働環境が約束されている。
大学生に夏休み・冬休みがあるように、職員にも夏休み・冬休みがある。夏休み・冬休みとも最低でも2週間ずつ用意されているので、のんきに年に2回の海外旅行も可能。大学によっては3週間休みだったり、週3出勤だったり、短時間勤務だったりと、大学生がいない間はそもそも「仕事」がない。もちろん、5月にはゴールデンウィークも!
良くも悪くも他人に干渉しない人がほとんど。穏やかで優しい人が多く、飲み会もほぼ無し、他人を蹴落としてのし上がるような出世競争も無し、先輩からの無茶ブリやセンスのないイジリも無しです。
年間スケジュールが固まっているので、旅行などの予定が立てやすい。毎年決まった時期に決まった事をしているだけなので、予定さえ無ければ好きな時に年休を取れる。もちろん、上司も年休をたくさん取っている為、申請もしやすい。2~3日休んで出勤しても、溜まったメールは20通程度。ちなみに1月~4月が繁忙期。
部署にもよるが、若い大学生を相手に仕事をすることが多い為、楽しく良い刺激がもらえる。たまに在学中の有名人やタレントとキャンパス内で出くわすことも。
多忙なビジネス街とは違い、綺麗で広々とした、緑の多いキャンパスで働ける。のんびりとした雰囲気の中で仕事に取り組めるのは大学職員の魅力。
キャンパス内の食堂で180円のうどんや250円のカレーライスなど、ランチ代を節約できる。休憩時間も11時半からなので、外に食べに行ってもランチ難民になることはほとんど無い。
私学共済とは言わば私立大学の連合組合のようなもの。福利厚生の面で大きなメリットを活用できる。他では考えられないようなかなり有利な積立貯金や共済年金から、施設やサービスの割引なども適用できる。
人気の職業であるため、転職の際は大手メーカー、メガバンク、総合商社で働いていたようなハイスペックなエリートに打ち勝たなければいけない。一見困難なように思えるが、コツさえ掴めれば彼らより魅力的な”大学職員像”で面接官にアピールできるのだ。
大学はアカデミックな機関である為、英語運用能力が高ければ高い程可能性は高まる。しかし、TOEICを受けた事もない、海外に行った事すら無い人が受かっている事も事実。彼らが選考を勝ち抜いた方法を分析する事で、勝機は必ず見えてくるのだ。
私大職員の選考の難易度が高いと言われるのは、独特な質問内容や面接時の禁句事項が多いから。それらに何の対策もせずに挑んでも理解の浅さを面接官に見抜かれてしまい、すぐに「お祈り」されてしまう。私大職員専用の「面接の型」を作ってしまえば、面白いように選考を通過できる。
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