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金塊強奪容疑、実行犯2人を再逮捕 1人を指名手配

2007年06月28日17時28分

 岐阜県高山市の観光施設で3月、約2億5000万円相当の金塊約100キロが強奪された事件で、岐阜県警は28日、別の容疑で逮捕していた韓国籍の山口県下関市彦島西山町3丁目、無職呉吉身容疑者(40)と福岡県芦屋町緑ケ丘、建設業堀川耕平容疑者(23)を強奪の実行犯とみて、強盗致傷容疑で再逮捕。残る実行犯とみられる福岡市博多区千代6丁目、職業不詳大崎龍一容疑者(55)を同容疑で全国に指名手配した。

 調べでは、3人は共謀して、3月18日午後0時50分ごろ、高山市丹生川町の「大橋コレクション館」に展示中の金塊を奪取し、制止しようとした女性従業員(59)に暴行を加え5日間のけがを負わせた疑い。

 同県警は、現場の防犯カメラに映っていた3人の男の映像の分析を進め、このうち2人が、呉、堀川両容疑者の体格が似ていることなどから、実行犯との見方を強めていた。犯行を認める供述を始めているという。

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