日本ユニシスはリオデジャネイロ五輪金メダリストの高橋礼華(28)・松友美佐紀(27)組が第1ダブルスで出場。北都銀行で、昨年の世界選手権女王、永原・松本組に貫禄のストレート勝ち。高橋は「反省点もあったけれど、レシーブ場面でバタつくことなくできたのが良かった」とほっとした表情を見せた。
どのゲームも接戦となったが、相手の長身を生かした攻撃を拾い続け、ミスを誘った。昨年末のワールドツアー・ファイナルでも同様の粘りのスタイルで制し、好調を維持できている。しかし松友は「結果だけなら昨年よりいいけれど、ここから徐々に上げて来年にいい状態を持っていきたい。そこまでに自分たちの形をつくっていけたら」と気を緩めることはなかった。 (平野梓)