【スポーツ】[バドミントン]S/Jリーグきょう決勝! 男子は桃田率いるNTT東日本が王手2019年2月17日 紙面から
◇S/Jリーグ・プレーオフバドミントンの国内最高峰の団体戦、S/Jリーグのプレーオフ「TOP4」が16日、埼玉・サイデン化学アリーナで開幕し、17日の決勝は、男子は3連覇を狙うトナミ運輸とNTT東日本、女子は連覇を目指す日本ユニシス、再春館製薬所の顔合わせとなった。 男子はトナミ運輸が日本ユニシスを、NTT東日本は日立情報通信エンジニアリングをともに2-0で退けた。女子の日本ユニシスは北都銀行を2-1で、再春館製薬所はヨネックスを2-0で破った。 ◇準決勝 NTT東日本2-0日立情報通信エンジニアリング復帰戦をした思い出の地で快勝した。NTT東日本の第1シングルスで出場した桃田賢斗(24)が、丸尾亮太郎(日立情報通信エンジニアリング)を相手に第1ゲームの10-10から、一気にスピードアップして8連続得点。ストレート勝ちを飾り、「最初は思い切ってプレーできず保守的になったけれど、途中からスピードを上げたプレーや止めるプレーができた」と満足げだった。 試合会場は、2017年5月に違法賭博による謹慎処分が解けた桃田が、最初に公式戦を戦ったサイデン化学アリーナだった。「すごく懐かしい印象がしたし、感慨深いと思った。バドミントンに対する姿勢や周囲への感謝の気持ち、一球一球に対する気持ちはあれから変わっていない。引き続きこのスタイルを貫いていきたい」。世界ランキング1位の称号を得て、1年半ぶりに戻ってきた場所で決意を込めた。 決勝の相手は3連覇を狙う強敵・トナミ運輸。年明け初の国際大会だったマレーシア・マスターズで負けた西本拳太とぶつかる可能性が高い。「海外でいい成績を残しているし、簡単には勝てない相手。負けたリベンジというか、しっかり勝たないと。気持ちで負けないようにしたい」と同じ年のライバルに闘志を燃やした。 (平野梓)
|