2018年09月06日 13:45 - 15:50
直撃LIVE グッディ!
画像だけでダイジェスト
克実・安藤が知りたいことを徹底的に語りつくす情報番組!事件・事故・芸能・政治・国際問題まで最新ニュースを詳しく解りやすく深掘りしてお伝えします! 【番組ホームページ】 http://www.fujitv.co.jp/goody/index.html 【番組公式Twitter】 @web_goody 【番組公式LINE】 直撃LIVE グッディ! 人気俳優・高橋克実とキャスター歴30年超・安藤優子がお届けする“今知りたい情報に徹底的にこだわり、知りたいだけ、めいっぱいお届けする情報番組"。 お伝えするのは事件・事故・政治・社会問題などはもちろん、芸能ニュースから海外ニュースまでオールジャンル。時には白熱し、時には涙し、時には思いっきり笑い…、午後のお茶の間のゆったりした時間に今話題のニュースをしっかりとチェックできる情報番組です。 また、午後はニュースがまさに動いている時間帯。その“現場の今"にこだわり、徹底的にLIVEでお伝えし、スタジオでは曜日ごとに登場する芸能人パネラーや、各分野で活躍する専門家ゲストが、様々なニュースに斬り込みます。 【MC】 高橋克実 安藤優子 三田友梨佳(フジテレビアナウンサー) 【フィールドキャスター】 立本信吾(フジテレビアナウンサー) 木下康太郎(フジテレビアナウンサー) 大村正樹 広瀬修一 【気象予報士】 寺川奈津美 高橋克実 / 安藤優子 / 三田友梨佳 / 立本信吾 / 木下康太郎 / 大村正樹 / 広瀬修一 / 寺川奈津美
大体、このコーナーは振られると思っていただければ。
それでは、ここで最新ニュースを伝えていただきましょう。
克実さん、安藤さん。今日もよろしくお願いします。
まずは北海道で今日未明に発生しました
最大で震度６強の地震の発生なんですが
場所によってはですね震源に近いところで
震度がはっきりと測定されていない。
未測定の場所があることもわかってきています。
ということは、もしかしますと震度６強よりも
強い揺れを観測していた可能性もありまして
場合によっては震度７の揺れを観測していた
可能性も否定できないということです。
地震発生時は謎の稲光のようなものも
あったりとかですね本当に、広範な場所で
土砂崩れが発生しています。
震源に近い厚真町などでは現在、３６人の方の
安否が不明となっています。
「グッディ！」ではこの各地に
生中継の体制を敷くべく
一生懸命今、努力をしております。
なるべく、最新の情報を皆様に広く
お届けしたいと思います。また広範な地域で停電が北海道で
起こっていまして
こうした情報もなかなかキャッチして
いただけないかもしれませんので今日は
インターネットでも配信して情報をお届けしようと
思っております。また明日も
よろしくお願いいたします。
こんにちは。
９月６日、木曜日ですけど
ビックリしました。朝、３時過ぎですか。３時８分。
朝のニュースビックリしましたけれども。
最大でこれまで震度６強の地震を観測しました。
北海道で今朝未明に発生した地震。
「グッディ！」では総力を挙げて皆様に
最新情報をお伝えしたいと思います。
２人が死亡、３６人が安否不明。
地震の瞬間、電気が消え街は暗闇に包まれた。
一夜明けてみると…。
土砂がかなり広い範囲にわたって流れ出して
家屋、建物を押し流してしまっている状態です。
その土砂が畑や道路、川も塞いでしまって
かなり深刻な被害状況が上空から見て取れます。
今、隊員が１人、住民の方を抱きかかえるようにして
ヘリコプターへと向かいます。
山間の住宅地では家が土砂に覆われ
市街地では…。
道路沿い、先を見ていくと
一帯に流れてきたであろう泥が全て
ここにたまっています。住宅街は液状化。
土砂崩れがありました。大変、大規模な土砂崩れでした。
その厚真町上空には牧さんがいます。
牧さん、お願いします。北海道の厚真町の上空です。
新千歳空港からは２０分ほどフライトで来ました。
そして、札幌から南東へ７０ｋｍほど苫小牧から
内陸へ２０ｋｍほどの場所にあります。
そして現在画面で捉えているように
道路に土砂が覆われている状況があちらこちらで散見されます。
現在、重機が何台か画面でも捉えていますが
懸命な復旧作業というのが上空からも確認できます。
この辺り一帯画面で捉えた部分だけではなくて
とても広い範囲で山崩れ、土砂崩れが発生している
この辺り一帯です。
非常に大きな範囲にわたって土砂崩れが発生しています
この厚真町吉野地区周辺です。
上空の牧さん、聞こえますか？
聞こえます。
これは今、こうした土砂崩れが散見されるというお話でしたが
大体、何か所くらい上空から確認できますか？
数えきれないという状況で
今の一部だけではなく山の茶色い部分と
緑色の部分。交互に連なっているような状態が
続いています。
今ご覧いただいているのは大変、大規模な
土砂崩れが発生しました厚真町上空からの様子です。
山全体から土砂崩れが発生したということが
見て取れると思います。山全体に土砂崩れが
さまざまな方角に向かって土砂崩れが発生しています。
ずっとこうやってカメラを追っていきますと
そこここで土砂崩れが発生しているということですね。
牧さん、大変失礼いたしました。牧さん、上空からお願いします。
画面で捉えているように緑、そして茶色。
恐らく、ここは本当は緑の一帯
山が連なっている場所だったと思うんですが
あちらこちらで土砂災害、土砂崩れというのが
こちらからも確認できます。
山肌がごっそりと見える状況です。
牧さん、その辺りはそんなに高い山では
ないんでしょうか？
そうですね。平均的にこちらの山々、どれも
同じような高さでありまして
それほど目立った大きな山というのは
こちらからは確認できないんですが
土砂災害、土砂崩れが発生した部分を見てみますと
同じような高さの部分が崩れている
土砂崩れが発生しているという状況です。
根こそぎ山肌が持っていかれているような
土砂崩れが発生しているのがよくわかります。
方向的にも一定方向に土砂が
流れているのではなくてさまざまな方向に向かって
土砂が崩れているように見えます。
なかなか、この辺りで逆に山崩れをしていない場所を
探すのが難しいという状況です。
土砂に埋まった家屋等は
あるんでしょうか？上空から確認できますか？
現在こちらから見える部分では
確認できないんですが。土砂崩れが起きた場所
木々が散乱している。あちらこちらに
なぎ倒された木々が残っているという状況が
現在、確認できます。
そして、画面で捉えているのが集落の一部だとは
思われるんですが…。
ここも本当にギリギリのところで
土砂が止まっているという状況ですね。
一部、家屋が倒壊していますね。
そうですね。
この土砂災害の影響を見ますと
それほど強い大きな地震があったんだなというのを
上空からでも感じます。
わかりました。上空から厚真町の土砂崩れの様子を
ご覧いただきました。こうやって一見しただけでも
山全体が方々で土砂崩れを起こしているという状況で
一体どれほどの負荷がかかったどれほどの強い揺れがあったのか
想像を絶するところがあります。また、原因等については
後ほど専門家のお話も伺ってまいろうと思います。
現在、上空からご覧いただいている厚真町
現場から中継です。厚真町には北海道文化放送
新崎アナウンサーがいます。新崎さん、お願いします。
震源地に近い胆振の厚真町です。
こちらの現場もかなり広い範囲で
土砂崩れがあったんですけれどもあちらが土砂にのみ込まれた
家なんですね。あちらに住んでいた８０代の夫婦
２人の安否がわかっていなかったということで
今朝早くから捜索活動、救助活動などが
行われていたんですが先ほど、午後１時ごろに
２人とも見つけ出され救出されました。
ただ、容体というのはわかっていませんが
先ほど２人とも救出されました。
そういったこともありまして中に入ってきた重機などが
全て引き払ったということで私たち、現場の近くまで
近づくことができているんですけれども
これを目の前にしますと本当に、被害の大きさ
壮絶さというのを肌で感じます。
ここでは、土砂が崩れて道路を覆い
更に、ガードレールそして電柱をなぎ倒して
畑にまで進入している様子というのがわかります。
改めまして、こちらの救出活動が行われた家なんですけれども
８０代の夫婦２人住まいでした。
安否がわからなくなっていましたが
１人目は
午前１１時半ごろ男性とみられています。
そして２人目、午後１時ごろ女性とみられる方が
発見され、救出されましたが容体などはまだわかっていません。
親戚の方に話を聞くことができたんですけれども
２人は普段、あちらの家の１階に寝ていたそうなんですね。
今、見る限りではもともとの家が
どういった形だったのか
全くわからないんですけれども木造の２階建てで
１階部分に２人は普段、寝ていて、土砂がほぼ
１階に流れ込んでいるんですね。こう見ましても、２階は
かろうじて、形を保っているのかなというのが
わかるんですけれどもこちらの住宅
この場所にあったわけではないんですね。
ここから２０ｍほど山際にもともとは
立っていたということでそこから、土砂崩れによって
道路際まで滑り落ちてきてしまった
ということでした。
恐らく、一気に１階部分に土砂が流れ込んだと
みられています。
こちら被害が大きかった厚真町では
これまでに怪我人７人安否不明者３６人となっていて
現在も各地で救出活動などが行われています。
新崎さん、今ちょうど自衛隊員の方の姿が
見えます。現場では自衛隊員の方も
すでに作業にあたっているんでしょうか。
こちら、地震発生直後３時過ぎに
土砂崩れが発生したということでその直後から
自衛隊、それから警察消防などによる
救出活動というのが行われていました。
２人が発見されてからは
いったん、今は警察は引き揚げたんですけれども
自衛隊による土砂崩れの箇所の確認などの
作業があるそうなんですね。そういったこともありまして
自衛隊の姿は
見られています。
わかりました。新崎さんがいる道路伝いに
ずっと土砂崩れが発生していると考えて
いいんでしょうか。
今、吉野地区になります。
およそ、そこまでの距離どれくらいが土砂崩れに
なっているのかというのはわかっていないんですけど
かなり広い範囲で土砂崩れが起きている。
２つの地区にわたって土砂崩れが起きていることは
わかっています。
わかりました。この厚真町では３６人の方が
現在も安否がわからないという状況です。
続いて、札幌市内から中継です。
札幌市清田区には北海道文化放送
川上アナウンサーがいます。川上さん、お願いします。
こちら、札幌清田区里塚の住宅街です。
今、少しずつポツリポツリと雨が降ってきました。
アスファルトが大きく陥没しています。
大変、失礼しました。映像が乱れてしまいました。
中継の清田区からの映像が
ちょっと乱れてしまいました。別の中継ポイントから
お伝えいたしましょう。安平町には
岸本リポーターがいます。岸本さん、お願いします。
こちら、震源地に近い安平町の早来神社に
来ています。こちらの神社は社殿の屋根が
かなり倒壊して地面に落ちてきています。
まず、ここの鳥居の手前にアスファルトがありまして
ここが大体コの字に割れているんです。
アスファルトが割れています。更に神社の方に
許可をもらって入っていきます。階段を上がると左右に
こま犬があるんですけれども
こま犬も地震の影響で下に落ちてしまっているんです。
境内の中に入っていきますけれども
奥に社殿があります。社殿とくっつくような形で
手前に落ちてきた屋根があるんですけれども
いわゆる参拝客が参拝するときに鳴らす鐘が
ぶら下がっていた屋根がこちらだということなんです。
こちらの神社なんですけれども歴史のある神社で
ちょうど明日、あさって２日間秋の例大祭を
控えていたそうなんです。明日からお祭りだったんですよ。
だから、このように社殿の中にはお祭りで出る
おみこしも準備していた。
この社殿の中も地震の揺れで
かなり物が散乱してガラスなどが割れた状態です。
壁も落ちてきていますね。
これは、側面の壁だと思うんですけれども
こういった壁もかなり社殿の中に落ちてきています。
これは裏側ですが、ここに
参拝客が鳴らす鐘がぶら下がっていたと。
これが落ちていると。
安藤さんこちらをよく確認すると
地割れもできているんです。この境内の中の地割れなんですが
ここに長さ大体１５ｍぐらいにわたって
地割れができています。
方向を見ると、南北の方向に地割れが起きているんです。
こちらの方向は南北なんですけれども
一方、反対側、参道を挟んだ反対側の境内を見ますと
今度は、南北ではなくて東西に切れ目ができています。
先ほどとクロスするような形で
切れ目が起きているんですね。そもそも、この石の記念碑も
もともとは、もっと上にあってかなり沈下しているそうです。
地面に埋もれたような状況になっているそうです。
もともと、もっと上にあったと。こちらが
おみくじやお守りなどを売る
社務所らしいんですけれども社務所も先ほど
こちらの神社の方に確認していただいたら
壁とかが壊れてしまって
中も、かなり散乱しているような状況なんですね。
特に、明日からの例大祭の準備で
いろんなものを準備していたと。先ほどから町内放送でも
しきりに言っているんですけれどこちらの神社が
被害を受けまして明日の例大祭はできませんという
そういったアナウンスも先ほどから流れてきています。
こちらの神社には神主の方と、その奥様と
２人で当時は暮していたそうなんですけれども
やはり大体の間隔で１時間おきに
余震がくるということでまた、ああいった社殿も
崩れる可能性もあるのでまた更に今後、注意が必要です。
岸本さん、今余震のようなものは
そちらに着いてから感じたことはありますか？
実は私、こちらの神社に着いたのは１０分ほどなんですよ。
ここに着いてからは感じてはいません。
しかし、先ほど神社の関係者の方に
話を聞きますと今朝がたの地震のあと、余震を
感覚的にいうと１時間に１回くらい
感じると。かなり大きいものもあったとお話していました。
わかりました。震源近い神社から
岸本リポーターに伝えてもらいました。
地割れが東西南北にクロスして入っているというのは
一体、どのようなメカニズムで起きたのか
後ほど専門家の先生に伺ってまいろうと思います。
続いては札幌市内から中継です。札幌市西区には北海道文化放送
八木アナウンサーがいます。八木さん、お願いします。
札幌中心部から
北西に３～４ｋｍ進みました西区の
スーパーダイイチです。中に電気が全て消えていますので
今日は、外に商品を出して販売を急遽行っています。
売っているものはバナナですとか菓子パン、ゼリーといった
保存がきくものを急遽販売している状態です。
札幌市内、至るところでスーパーマーケット
ドラッグストアで
緊急対策の販売を行っているんですが
こちらのスーパーでは全て外に従業員が出てきて
手売りで商品を売っている状況です。
他店ではかなり行列ができていたんですが
ここはかなりスムーズです。特徴的なのが飲料水もたくさん
並んでいるんですけれどもガスボンベですね。とにかく
電気が止まっていますのでガスボンベを
求める方が非常に多いです。こちらは小売りになっています。
１本１００円から１人１本限りということで
販売をしています。今回の災害の１つの特徴かなと
思います。そして、ここのスーパーの
一番大きな特徴が今、大勢の人が
群がっているんですが一体何かといいますと
実は電気が止まってしまったため
冷凍食品が保存できなくなりました。
そのため、お客様へという案内で
冷凍食品は溶けてしまったためお一人様５点まで
無料で提供いたします。非常食にしてくださいという
メッセージなんですね。なのでこちらに並んでいる商品は
先ほどから次々と冷凍食品が
出てきているんですが触ってみますと
半解凍状態なんですね。
ただ、商品によっては常温解凍で
食べられるものもありますしガスボンベを
家に常備している方ですと火をつけて
炒めることもできますので冷凍野菜や
それから揚げ物そういったものを緊急の食料にしようということで
皆さん、１人５点まで手に取っているような状況です。
現場の責任者の方にお話を伺いたいと思います。
お忙しいところすみません。今回、急遽こういった
対策をしたということですけれども
どんな思いでされたんでしょうか。
やはり私たちができる精いっぱいのことと考えて
売り物にならなくなってしまいましたけど、せめて
非常食に役立ててもらいたいと思い。
こういったサービスはこちらの店舗だけですか。
とりあえず、当社札幌で５店舗運営していますが
できる順番に指示しております。道内の札幌の
５店舗でこういったサービスを行っています。
道内全域でいうと２２店舗あるんですが
そちらのほうはまだわからないという
状況なんです。どうでしょう、皆さん
手に取っていますけれども。朝９時から
同じように、できる商品を販売しているんですが
冷凍食品のほうも配らせていただいています。
非常にお客様から感謝していただいておりまして
やってよかったかなと思っております。
ありがとうございました。札幌西区の現場は
こういった状況です。八木さん
ありがとうございました。店長の
粋な計らいというんでしょうか。今、冷凍食品がとけてしまうので
皆さんに無料で持っていって
いただくということでこうしたところでも
協力し合うという姿勢がうかがえます。
こちらは清田区の映像です。こちらは、広範なエリアで
液状化現象が起きております。こうして
車が埋まってしまったというこの液状化の現象なんですけど
地震発生とともに発生したということで
こうした車を動かす暇もなかったというふうな情報も
入ってきています。あっという間に液状化した土砂に
のみ込まれる、もしくは動けないような形になったという
車の映像をご覧いただきました。
北海道全域にわたって停電も発生しています。
まだまだ、私たちが把握していない被害状況も
あろうかと思います。ここからは専門家の先生を交えて
今、起きていること一体どんなことなのか
皆様とともに見てまいろうと思います。
それではスタジオのゲストをご紹介します。
東京電機大学名誉教授安田進さん。
防災システム研究所所長山村武彦さん。
東京大学名誉教授笠原順三さん。
お三方にお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
本当に、北海道は地震が比較的札幌周辺は
少ないといわれていた中で震度５強、札幌で
それから震度６強という地域もありまして
今、全道で停電しています。
新しい情報が入りました。心肺停止が６人という
情報が入ってきました。
行方不明者が４１人ということなので被害が
今後、広がる可能性もあるということですね。
心肺停止は１人から６人というふうに
増えているという最新情報です。北海道全体で
全てが停電しているという。
日本の国土面積の５分の１は北海道といわれていて
ここまで大規模な範囲で停電したというのは
恐らく過去に例がないくらいの広い範囲の。
だから、震源から遠く離れた稚内とか
根室とか、こういったところでも停電しているということで
ライフラインで深刻な影響が出ているということも
特徴です。そして、中継のありました
厚真町ですね。今回は雨などではなかったので
皆さん備えていなかったわけです。
しかも、寝ている時間帯。３時８分の地震によって
突然、崖崩れが起きて土砂崩れが起きて
家屋が土砂に埋まってしまったという。
それから清田区の液状化現象に関しましても
地震と同時に一気に液状化したということなので
備えようがなかったというのも今回の地震の特徴と
いわれると思いますけれど
この厚真町というのもあまり皆さん、なじみが
ないかもしれませんけれども海に面していて
ここに発電所があるんですね。北海道には泊原発という
原発があるんですけど
今、稼働していないので北海道の電力の
半分を供給しているのがこの厚真町の火力発電所です。
ですから、この火力発電所が止まったことによって
道内全域のバランスが崩れたことによって
全ての発電所が止まったということになります。
今、ご覧いただいているのは土砂崩れの様子を映した映像
上空からなんですがまず安田さんに
お伺いしたいんですが今回の土砂崩れの特徴なんですが
さまざまな方向に向かって山が崩れているんですね。
一定方向に山が崩れているのではなくて
もう、さまざまな方向に向かって山が崩れている
もしくは、山全体がえぐれている。
これは、どういうことが起きたというふうに考えられますか。
北海道は火山が多いもんですから
火山が噴火した火山灰とかがたくさん堆積しているわけですね。
そういったものは崩れやすいですし
現場に行っていないのでわからないんですが
白いものが見えるので
もしかしたら、軽石があるのかもしれないんですけど
そういった軽石とかを含んでいますと
崩れやすいんですね。というのは、軽石は
中の隙間が大きいものですからそれが、年代が経つと
だんだん風化してきてそれが地震のときに壊れるという。
そうすると
中に水が入っていますから流れるということが
起きたかもしれないなと思っているんですが
ちょっと現場に行っていないのでわかりませんが。
それは地質学的にみるとそういう可能性がある
ということですね。かつて、山全体が崩れたという
土砂崩れを見た記憶がない。
あの山の形は初めて見ましたね。
どこかから片側がなるとかは
わかるんですけど全部、引っかいたように
なってますよね。
僕、前、熊本の南阿蘇村に行ったことあるんですよ。
あのときには片側だけだったんです。
でもこれは四方ですからね。
このあと、なぜ
今回、このような地震が起きたのかについても
専門家にお話を伺ってまいろうと思いますが
その前に…。震度６強
各地に大きな被害をもたらした北海道での地震。
深刻な被害の様子をカメラが捉えていました。
今日午前３時８分。
北海道を最大震度６強の地震が襲った。
地震の瞬間札幌市や釧路市などの広い範囲で
電気がストップ。
これは札幌市内で撮影された
地震直後の映像。
停電で真っ暗になった室内。
キッチンの床には食器などが散乱している。
コンビニエンスストアは真っ暗で
店内はぐちゃぐちゃに。
別のコンビニエンスストアも停電。
その中にも数人の客の姿が。
レジが動かないため店員が電卓で精算していた。
震源は北海道胆振地方中東部で
地震の規模を示すマグニチュードは
６．７と推定される今回の地震。
震源地に近い厚真町では
山の地肌がほとんどあらわになり
大規模に地滑りした様子がうかがえる。
そして、土砂で住宅が押し潰されていた。
この辺りも土砂による被害
かなり深刻な被害が広範囲にわたって
もたらされています。
家がバラバラになっている状況が上空からも確認できます。
広い範囲にわたって山肌が崩れて
それが家もろとも押し潰してしまっているような
そんな状態です。道路や畑、下には
小川も流れていたようなんですけれども
その様子というのも全くわからないような
家屋が土砂によって押し流されているという状況です。
上空から見て最も被害が広い場所
この吉野地区です。
山肌が滑り落ちましてその下にあった家屋もろとも
押し流しているような状態です。
現在のところまだ救助活動が行われている様子というのは
上空からは確認できません。
消防の車両などの姿も上空からは
確認することはできません。
そして、人の姿もあります。
恐らく、家屋の中にはまだ人も取り残されている
可能性もありますので一刻も早い救助が待たれます。
地震発生からおよそ３時間後。
道路は寸断されていてこの現場には
車両が入ることはできません。
ヘリコプターによる救助活動がようやく始まったところです。
道路が寸断されているため
高齢者をおぶって田んぼのあぜ道を歩く救助隊。
救助活動がようやく始まりました。
厚真町吉野地区ヘリコプターによる
救助活動が始まりました。
今、隊員が１人、住民の方を抱きかかえるようにして
ヘリコプターへと向かいます。
現在、２機の北海道警察のヘリコプターが
この吉野地区の上空、待機して
これから救助活動が続々と行われる模様です。
今、１人の住民の方がヘリに収容されました。
大規模な土砂崩れが発生した厚真町吉野地区で
ようやく救助活動が始まりました。
震度６強の揺れに見舞われた安平町では…。
こちらのお店も完全に外壁が崩れ落ちてしまっています。
むき出しの状態になって中の棚が
こちらから丸見えです。これは相当強い揺れが
あったとみられます。
店の外壁が大きく崩れ落ちていた。
もし、人が通行していたら非常に危険な状況だ。
更に…。
１００以上の墓石が倒れている映像も。
かなりの揺れがあったことがうかがえる。
そして市街地の札幌市東区では…。
地下鉄東豊線元町駅の
すぐそばです。ご覧のようにこちらの道路は
大きくへこんでいます。アスファルトが
ひしゃげているような状況ですね。大きくへこんでいまして
段差ができています。
その隙間から泥水が徐々に徐々にあふれ出しています。
うねるように隆起した道路。
マンホールはアスファルトに埋もれ
液状化も始まっていた。
横断歩道も大きく陥没し通ることができない状況に。
駐車場だった場所でしょうか。
かなり大きく陥没しています。
道路がかなり大きく陥没しています。
更に、下をのぞきますともともと
止まっていた車でしょうか車が下に転げ落ちています。
特に液状化が激しい札幌市清田区の住宅街では…。
道路沿い、先を見ていくと
一帯に流れてきたであろう泥が全て
ここにたまっています。奥に黒い自家用車が
見えると思うんですが
あそこがこのエリア一帯で一番低いところだ
ということなんですがタイヤの半分以上
埋もれてしまっているのが見えます。
家や駐車場の前は液状化のため泥にまみれ
多くの車が泥に埋もれていた。
呆然と立ち尽くす住民たち。
この奥に見える道路が、少しアスファルトが
折れている部分があると思うんですが
あそこで道路が陥没しました。そして、そこで
水道管も破裂したことによって水が今もなお
流れ続けてきています。
その水と一緒にたくさんの土砂も流れ込んできていて
今、こちらには堆積した土砂がたくさん積もっています。
道路が陥没しています。画面奥の水道管が
破裂したことによってこちらに向かって
水も流れてきているのが見られます。
もともと少しくぼんでいた地形ではあるんですけれども
この揺れによって大きくガクッと陥没が発生したということです。
こちらの住宅、本当に手前にいつ倒れても
おかしくないぐらいに
大きく大きく傾いています。真ん中に建物、家の間に
鉄柱があるんですがこの鉄柱によって
右側の家が支えられているような形になっています。
まさに今、泥に埋もれた車を取り出す作業が
行われています。というのも上り坂の上にある道路の一部が
陥没をしてしまいそこから水道管が
破裂したとのことで水、そして土砂も一緒に
ここに流れ込んできました。
こちらは、一帯少し下り坂の一番下の部分になるんですが
土砂がかなり埋まっています。
奥にはコンテナ３台も流されてきました。
更に住宅街で起きたのはガス漏れの危険だった。
ガス漏れ等のにおいがしております。
引火する可能性がありますので直ちに避難してください。
消防は現在、臨場中です。
地震発生から３時間後
ますます被害の惨状が明らかになってきた。
根元から倒れた大木。
厚真町では、倒れた木々で道路が寸断され
一部の住宅が孤立状態となっていた。
震度６強と推定される揺れで家の中は…。
ドアには穴が。
部屋の奥は段ボールから荷物が飛び出し
散乱していた。
そして、午前１１時。
多くの安否不明者が出ている厚真町吉野地区では…。
山肌が崩れている場所に救助隊が向かう。
土砂に襲われた家にも救助隊が。
こちら安平町の早来地区です。
あちらのレンガで作られたお店でしょうか。
そちらの壁が大きく崩れています。
そして、歩道に散乱しています。
シャッターもぐしゃぐしゃに潰れています。
交通網にも大きな混乱が生じていた。
大勢の人通りがあるＪＲ札幌駅です。
ご覧のようにＪＲ札幌駅は掲示板が真っ黒になっています。
現在、午前中は全線運休が決定。
そして、午後に関しても運転復旧のめどは
立っていないということです。
北海道の大動脈であるＪＲ全線が運休。
更にあちらの時計をご覧ください。
午前の３時過ぎに地震が起きました。
そこから１０分から１５分後に停電がありまして
そこでこちらの時計が止まったと思われます。
自動券売機も作動していないという。
そして、新千歳空港でも被害が広がっていた。
震度６弱の揺れとなった地震直後の映像では…。
空港内の売店では棚が崩れるなど
物が散乱していた。
ターミナルビルが漏水の影響で空港は閉鎖し
日本航空で１０４便全日空で１３２便の
欠航がすでに決まっている。
旅行客は震度６弱の揺れの瞬間を語った。
これが、そのときに撮影された映像。
その後、空港スタッフに促され
暗闇の中ロビーで待機をしたという。
気象庁によると震源に近い複数の観測点の
震度のデータが届いていないということで
震度７を観測した地点がある可能性も否定できないとしている。
震源に近かった厚真町の最新の被害状況を
更に詳しく伝える。
速報が入ってきました。
泊原発の外部電源が復旧しました。
泊原発の外部電源が復旧という新しい情報が
入ってきました。これは、１つ
山村さん、これはいい…。
自家発電には限度がありますし燃料補給も
しなきゃいけないですけれどもディーゼル発電機じゃなくて
徴用の外部電源が使えれば安定して
対応できますからこれは１つの朗報ですね。
安全確保の一報ということになりますね。
そして証言してくださった皆さんが
下からドーンってものすごい強い突き上げを
感じたということなんですが
笠原さん、今回の地震はどこの活断層が
どう動いたものと思われますか。活断層という言葉は
ちょっとさておいて
太平洋プレートが日本の下に沈み込みますね。
北海道の下に沈み込むとそれから三陸の下に沈み込むのと
沈み込む方向が違うんです。そうすると、そこの途中で
折れ曲がるような格好になる。
折れ曲がった片方とこれが少し方向が違います。
それの延長上に石狩平野があると。
そこの途中で起きたと。
この絵でいいますと右から左に沈み込んでいる
太平洋プレートがあって実際には
折れ曲がっているわけですけど
折れ曲がっていることによって途中から浅いところまで
向かっているようなものがあると。それが左側の上に
あるようなものであると。
それの途中深さ３７ｋｍくらいのところで
地震が起きたと。
この地震はまだはっきりどういう地震か
よくわからないんですけれども東西に押しているような
力ということは
いえると。逆断層なのか
あるいは横ずれなのかまだはっきりわかりませんけど
多分、逆断層とも思いますけれども
この深さが３７ｋｍというのは結構、普通の活断層の
主要にあるわけですね。もともと活断層を
調べるときに地表の地形の段差とか
そういうところから活断層を調べると。
そういうものがここで書いてある
石狩低地東縁断層帯であると。
赤く示した部分ですね。ほとんど地表近いところの
動きを表しているんですね。
しかし、起きた地震は
実際の震源３７ｋｍのところでこれが地表まで
到達していれば、それとつながるのかも
しれませんけれども。とてもそこまでは
余震活動を含めても達していないんだろうと。
そうすると、この活断層と今回起きた地震というのは
直接の関係はないと。ということが
考えられるということですね。
それにしても、山村さん思ったのは私、札幌で
こういう状況を見るということを想像だにしてなかった。
ただ、本当に北海道全体とすれば何か所かで
地震は発生はしているんですけれども
まさか、札幌周辺でこれほどの大きな、広い範囲の
地震が発生するというのはほとんど私なんかも
意識していないぐらいですから実は、札幌市民に
先週、行って、この札幌周辺で
大地震があると思う人？って手を挙げてもらったら
９割、手を挙げられたんですね。
でも、すぐには起きないだろうということのほうが
多かったですね。やっぱり、そういうふうに
あるかもしれないけどまさかっていう…。
まさか今日起きるとはということだったと思いますね。
台風による被害をお伝えした直後に
今度は、これだけ大きな地震がやってくるということで
もう克実さん、本当に日本列島どこも
こういうことがあってもおかしくないっていう
危機感を感じませんか。忘れたころに
やってくるというか
忘れる間もなく立て続けですね、この夏。
ヨネスケさん、ここまでくると異常気象うんぬんの前に
本当に私たちは地震のプレートの上で
生きているんだな生活しているんだなっていう。
日本は地震国だというふうに思ってなきゃいけないし
だけど、地震は防ぎようがないからね。
豪雨とかなんかはある程度の予備や避難はあるけど
地震だけは避難っていうのもできないから
これは大変ですよね。ですから備えができないと。
ただ、こんな想定外のことが起きるんですね。札幌ですよ。
ただ、このあと北海道で雨が降るという話もあるので
土砂崩れしたところが
更に崩れることを考えると今、近くに住んでいる方が
どこに避難したらいいかという情報が行きわたっているか
心配ですね。テレビ放送をやっていて
大変、心苦しいんですが本当に今
ラジオしか聞けないという方もたくさんおられるようですね。
インターネットで番組を配信させていただいているので
インターネット上でこの情報を皆様にできる限り
お伝えできればいいなというふうに思います。
私たちもこうした放送を通じてどこで何が起きているかという
情報を皆様に正しく知ってもらうことが
大切かなというふうに思って放送しておりますが
ただ、いまだに被害の全容はつかめておりません。
しかも、震度に関して笠原さん
地震の震度が、まだ測定できていない地点があると。
多分、強震計で測っているんだと思うんですけど
通信できないとかデータがこないので
現在までのデータを使うと加速度から震度６強であると。
しかし、まだ残っていると。
回収できないところの結果が震度７に相当する可能性があると。
今までの被害状況をこれまでの感じでご覧になってみて
震度７ぐらいの揺れがあったというふうに
思われますか？６強、７に近いのかも
わかりませんね。
たまたま、これは深さ３７ｋｍですけれども
これがもし、深さ１０ｋｍ５ｋｍだったら
とんでもない被害になりますよね。
山村さん、さっき液状化の映像がありましたけれども
到底、あれが札幌というふうに私は信じられない。
震源からかなり離れているにもかかわらず
笠原先生も
おっしゃったようにあの辺は石狩低地という
非常に低いところ地盤が軟弱な地盤なんですね。
ですから揺れるというよりも場所によっては
液状化が起きたり盛り上がったり
そういう特に場所によっては造成したところですね
盛り土をしたところは崩れやすいですし
そういったところも含めて
こういう、いわば地盤災害というのが
起こっていると思いますね。
そこら辺は安田さんがご専門でいらっしゃるので
そちらのメカニズムを図にしていただきました。
今、まさに山村さんもご指摘があったように
清田区の造成地というのはどうしてここまで一瞬にして
液状化したんでしょうか。
ここは札幌の郊外になりまして
少し高い丘陵地になっているんですね。
そこで、住宅地を作るというので
こういった高いところを削って谷間に土を埋めるという
盛り土をやっているところなんです。
そうすると、火山灰の砂と書いてありますけど
この近くは火山灰というか砂が多いので、その隙間を
谷間に埋めるわけですね。そのときに固めるのが
ちょっと足りなかった、緩いとそれと地下水が浅いと
液状化しやすいんですね。実際に実は今回３回目で
液状化が。
１９６８年の十勝沖地震で
まず液状化して、それから２００３年の十勝沖地震でも
液状化したんですね。そのときは震源が
太平洋のほうですからすごく遠いので震度も弱かったと
思うんですけどそれでも液状化して。
今回のほうが多分強かった可能性があるんですが。
ですから、液状化は同じところで何回も繰り返し
起きますので場所的には違うかもしれませんが
同じような意味で液状化したんだろうと
考えています。私、疑問なんですが
ここら辺にお住まいの方たちはそこに認識が
あったんでしょうかね。多少は知っている方も
いらっしゃると思いますね。先生が今おっしゃったように
液状化は同じところで
繰り返し起こるんですよね。今回の場合
台風２１号がきていて地下水というか
その周辺の土壌の水分も多かったように思うんですね。
そういったいろんな現象も
あったかもしれません。
ただ、液状化のところに住んじゃった人は
これからの防ぎようはあるんですか？
それはあります。今、例えば東日本大震災のあとで
液状化で被害を受けた地区でどんどん対策を
とったりしていますので
地区全体がとか個々の家で対策をとるとか
やり方はあります。一番身近な例では浦安で
大変、大規模な液状化が起きて住宅が傾いたり
皆さん、ジャッキアップして
家を元の形に戻したりいろいろな工夫をされたんですが
やっぱり、そうやって対策をとっていくことは
可能だということですが今はとにかく
起こった直後ですから対策も何も今のところは
ないというふうに思うんですけど。
札幌市の清田区というのは日本ハムファイターズの
本拠地の札幌ドームがある区ではあるんですよ。
全国の政令指定都市の中に札幌市があって
それらの区の中で実は清田区というのは
日本で唯一というか鉄道が走っていない区なんです。
珍しいんです。ですから、道路が
こういった形で液状化してしまうと
人々の移動手段というのはバスかマイカーか
あるいは自転車、徒歩というふうに
なってきますから
道路が使えなくなるというのはかなり厳しい状況になります。
しかも、車が埋まっちゃってましたもんね。
これは多分、清田区の中でも北広島市の近くのエリアが
液状化がしていまして北広島市に行きますと
すぐ近くに大きいショッピングモールが
あったりするんですけど
清田区の一番外れのほう。札幌市の一番外れのほうに
なってくるんです。札幌ドームが、清田区に
かかっていないんですがここから清田区なんですけど。
ここが液状化特にこの辺りが
液状化したということになります。人口は１１万人ほど
いるんですけど
とにかく、この辺りは幹線道路、新千歳空港への道路も
ありますからこういった道路が寸断されますと
物流にも影響します。今、高速道路は
通行止めになっていますから
相当、これ、札幌からの物流苫小牧港からの物流などにも
今後、大きな影響を及ぼすものとみられますから
この道路状況。
幹線道路ではないんですけれども市民の移動手段
これがどうなるのかというのも大変だと思うんですね。
インフラはどうなっていくんでしょうかね。
山村さんさっき開けていたスーパーが
無料でお持ちくださいというのもやってましたけど。
あれは大変いいことだと思いますね。人心安定には。
阪神淡路大震災のとき私が、たまたま
２時間後に現地に入ったときに
コンビニが結構、店を開けていた。なぜかといったら
皆さん、安全確認できたら店を開けてくださいと
市役所の人が呼びかけたんです。それに応えて
あちこちのスーパーやコンビニが店を開けた。
停電で真っ暗でレジが動かない。でも１人３個にしましょうと
お客さん同士が話し合ってそれで落ち着いて。
もし、全ての店が閉めていたらかえって不安感が増すんです。
非日常が
日常性を取り戻すという意味ではああやって、どんどん
物資を配給したり無料で配ったりということは
大変、喜ばしい。また、お金を払ってでも
販売してくれるところが
あるということ自身がいいなというふうに思いますね。
日常の欠片を感じますからね。
今回、液状化した道路の被災する前の写真が
あるんですけれども緩やかなカーブになっている
道路なんですね。それが今回は画面の左側のような形で
全く状況が変わるという。
看板を見ると同じ看板がありますから
同じアングルから捉えたものなんですけれども
本来の整備された道路が全く道路の形跡が
ないような状態になっているというのがわかると思います。
ちょっと尾木さんにわかに信じがたい光景ですね。
本当に信じられないです。こんなに液状化というのは
パワーを持っているんですか。一瞬ですか。
液状化というのは地震の揺れで起きますので
一瞬で起きます。
そのあと、水が噴き出してきてそれがどのくらいで
起きるかなんですけど
早いときはすぐ起きますし。数分間、ずっと噴き続けるとか。
東日本大震災のときは３０分、噴き続けていましたね。
長く噴き続けたところもあります。午前３時に起きて
ちょっと白み始めたときに気が付いたらこうなっていたと。
今どれがアスファルトなのかもわからないですもんね。
そして、もう１つ厚真町で起きました
大規模な土砂崩れなんですが。
厚真町に関しては清田区の液状化とは
全くガラッと変わった現象が起きていまして
山が方角を問わず東西南北から崩れて
山肌が露出しているという状況になっています。
これ、厚真町というのは南側が海に面していて
北海道有数のサーフスポットなんです。
だから発電所とサーフスポットと
それから稲作で知られています。
あと、ハスカップというものがとられることでも
知られているんですけれどもあまり山のイメージが
ないんですよ。高い山もありません。
日高山脈にも属していないのでせいぜい５００ｍぐらいの
山々なので急な山という印象は
ないんですね。それが根こそぎ崩れたと。
今回の現場というのは
厚真町の中心部の役場から２～３ｋｍ北のほうに行った
場所になります。すぐ下が水田になりますから
まもなく収穫を迎えるというような時期。
そういった状況で山が崩れたということで
住民の方も突然のことでビックリしていると思います。
ただ、今年は北海道全体的に雨が多かったということなんですね。
７月、８月の雨量を
まとめたものがあります。
例年に比べて平年の１２５ミリに対して
７月は１７７．５ミリ
先月に関しては例年の１７１ミリに対して
２１７．５ミリ。そして今月。水曜日に
三田さんが取材に行った台風のあと、北海道に
台風が近づいて北海道全域が強風域に包まれて
雨もまとまって降りました。ですから４日、５日の雨で
１３ミリという雨が降りまして全体的に地盤全体が
湿っていたというふうな話もあります。
そして、安田先生によるとこの山肌が見えている
白い層は軽石の可能性があるということで
この軽石の地盤というのは月日が経つと
もろくなり、崩れやすくなる。
そのタイミングが今回だったのではないかと。
また、軽石は穴がたくさん開いており
水を多く含みやすく崩れると流れやすいという弱点が
あるということなんですね。ただ、安田さん
私たちが見ると一定方向にザーッと崩れるなら
わかるんですよ。
あっち方向、こっち方向これは何が一体、起きたと
お考えですか？なかなか地質的に
どうかっていうのも調べなきゃわからないんですが
火山で飛んできた場合には同じように積もりますし
それからもう１つ注意しないといけないのは
今回の地震が直下で起きたということですね。
北海道の場合は割と太平洋沖だとか
日本海側で起きるので海溝型での地震に比べて
直下で地震が起きるとこういった崖崩れが
起きやすいんですね。数が、ものすごく増えるんです。
昔、長野で起きた地震とか
それは４万か所くらい崩れたんですけど。
それは直に揺れの強さが
伝わるから？伝わるからですね。
直下の地震ということにも着目しなければいけないと
思います。
笠原さん、地震的に状況から言えることはあるんでしょうか？
地滑りを起こす場合にはやはり滑り面のところが
非常に滑りやすくなっていると。それで粘土化していると。
先ほどの軽石みたいなものは粘土化しやすいので
そこのところが、そもそも滑りやすくなっている。
雨がたくさん降るとそこが更に
滑りやすくなっているので震動によって急に滑った
というようなことが考えられますね。
山村さん、当然ハザードマップみたいなものはあって
これのふもとにお住まいの方たちは
どういう危険性があるかはご存じだったんですかね。
土砂災害防止法に基づくハザードマップというのは
ある程度、あるんですね。特別警戒区域を指定して。
ただ、地震によって地滑りが起こるというような
ハザードマップは原則ないですから
これからの課題ではあると思いますね。
実際には地震で熊本地震のときにも
多数の土砂災害が発生し
南阿蘇村で阿蘇大橋が落ちたりとかいうのも
土砂災害によって引き起こされているものが
ありますけれども
そういうのって、想定がまだされていないところが
多いんです。一部、懸念されて
その対策をやっているところもなくはないんですけれども。
だから関東大震災でも地滑りとか土砂災害で
亡くなった方が１０００人に及ぶともいわれているんですね。
ですから実際には地震と土砂災害は
つきものなんだという考え方も必要だと思います。
今はそういう想定ではなくて大雨による土砂災害のみの
ハザードマップであると。
そこら辺はちょっと田村さん、死角ですね。
私たち、知らなかったですね。全然、我々が
地震による土砂災害に関する備えがしてなかったということと
その危険性が今回わかったということですよね。
ただ、起きてしまったことは戻せないので
このあとの雨でまた心配でしょうけれども
家に帰ったりせずに避難すべきところに
避難するということができる情報が
皆さんに届いていればなと思います。
今回の地震により停電など都市部のインフラにも
甚大な被害が広がってます。
ショッピングセンターに大行列ができるなど
さまざまな影響が出ています。
今、警察の方からも避難の指示が出ました。
ガスがプシューという音を立てて漏れ始めました。
そして、今近くに車に避難していた皆さんも
いたんですがこうやって３０～４０ｍほど
離れた場所に全員が避難を始めた状態です。
今日未明、北海道を襲った
最大震度６強の地震はライフラインを直撃した。
特に電気は道内の全ての火力発電所が停止。
北海道全域で２９５万戸が停電という
前代未聞の事態に襲われた。
街は非常に混乱しています。
すすきのが真っ暗です。
大切なライフラインが寸断され
１９６万人が暮らす最大都市札幌市をはじめ
道内は大混乱に。
札幌駅は掲示板が真っ黒になっています。
現在、午前中は全線運休が決定。
そして、午後に関しても運転復旧の
めどは立っていないということです。
更に、地下鉄に関しても今、全線運休ということで
今、動いていないというのが現状です。
更に、あちらの時計をご覧ください。
現在、午前３時２５分をさしているんですが
午前の３時過ぎに地震が起きました。
そこから１０分から１５分後に停電がありまして
そこでこちらの時計が止まったと思われます。
鉄道はＪＲ北海道が停電のため
始発から全線で運休するなど
完全にまひ。
観光客の方に話を聞きますと
その方は滋賀県から来られていたんですが
関西国際空港に昨日帰る予定が
帰ることができずそして、今日も
新千歳空港で帰ることができないと
延泊を強いられるという状況だそうです。
現在も運転再開のめどは立っていない。
札幌市でも市営地下鉄など市営の鉄道は
全て運転見合わせとなった。
そして、まひしたのは鉄道だけではない。
信号機が止まっていて警察官たちによる
交通整理が行われています。歩道が大きくへこんでいます。
アスファルトが波を打っているような状況で
切れ目も入っていますね。
北広島市内の国道を走っています。
至るところ信号が停電の影響で
ついていません。信号がついていない中
ドライバーは気を使いながら通行しているような
そういう状況です。
道内では一時９９％の信号機が停止。
道路も大混乱となった。
これは、札幌市内を走る車の中から撮影された映像。
沿道に見える信号機は全て消えている。
交差点では、警察官が手信号で
車を誘導していた。
こうした中、事故を避けるため道内にある
１７のバス会社は
信号が復旧するまで全線運休を決定した。
また、道内の高速道路は札幌を中心とした
中枢部分が通行止めとなり
物流への影響も懸念される。
札幌市内のスーパーでは朝早くから長蛇の列が。
午前８時に一部の商品を発売するということで
隣の区画までずっと行列が続いています。
今、スーパーのドアが開きました。
自家発電の省エネの電気豆電球のようなものだけともって
人々が列を成してお店に入っていきます。
水やカセットコンロ用のガスを求める人が多くいた。
こちらは、夜明け前札幌市内のコンビニエンスストア。
真っ暗な店内には数人の客の姿が。
停電でレジが動かないため
店員が電卓で対応していた。
道内のコンビニエンスストアでは
停電のため、多くの店舗で営業を制限。
しかし、閉店中にもかかわらずご覧のように
長い行列ができる店も。
隣にあるホームセンターにも長い行列ができていた。
生活の命綱ともいえる電気。
なぜ、これほど大規模な停電が起きてしまったのか。
ストップしたのは電気だけではない。
朝８時千歳市内では断水が発生。
近所の公園では水が出る蛇口に長い列ができていた。
こちらが１ｍ以上にわたって今、大きくへこんでいます。
その隙間からは液状化現象でしょうか
泥水があふれ出していてアスファルトの隙間から
泥水があふれ出してきています。
また、札幌市内でも液状化により地中の水道管が破裂。
市内各地で断水が起きている。
こうした事態を受けて…。
ほかにも長蛇の列ができていたのが
ガソリンスタンドだ。
給油待ちをする多くの自動車。
行列はどこまでも続いていた。
そして、登別市でもこの行列。
途中、ガソリンスタンドを１つ、通り過ぎたが…。
この行列は、更にその先のガソリンスタンドに
並ぶためのものだった。
かつてない事態に見舞われている北海道。
更なる地震への恐怖もある中
住民には不安が続いている。
こうした中更に追い打ちをかける事態も。
苫東厚真発電所です。
皆さんやっぱり一番お困りなのは
なんていったって北海道全域で起こっている
停電だと思うんですけど
私たち本当、停電ってあまり最近なじみがないというか。
全然、僕なんか思い出そうとしても
いつ停電になったかというくらい経験ないですね。
幼いころは台風がくると停電というのもありましたけれども。
ヨネスケさん私そういう意味では
電気があって当たり前の生活に慣れ切っちゃってますからね。
僕らが子どものときは必ず各家にロウソクって
あったけど、今はないよね。ロウソクに懐中電灯。
もしかしたら懐中電灯もないんじゃないですか。
皆さんスマートフォンの明かりとか。
だから、いち早く電気が復活してほしいなって
みんな思っているんじゃないですかね。
田村さん、心理的にも電気って大事ですよね。
私、東日本のときに計画停電のエリアに
住んでいたのでその経験はあるんですけど
それは、先がわかるので対処のしようもあるんですけど
今、皆さんが感じているのはいつ復旧するか
わからない中でそうやって、ああいうふうに
冷静に対処されているのは
本当に素晴らしいなとは思いますが、一刻も早く
復旧してほしいですよね。今、停電の状況って
どうでしょうか。
近畿地方では火曜日の台風で数十万世帯が
停電していましたけど
北海道ではなかなか停電というのは
皆さん、ご経験がないんじゃないでしょうかね。
道内全域で一時停電しましたが一部、旭川市、１７万世帯が
今日停電していましたけど順次、復旧しているそうです。
苫東厚真発電所というものが最も発電能力が
高かったものが止まっていて道内全域の火力発電が
機能していないということですが２番目に大きい発電所が
旭川市の近くの砂川市というところに
火力発電所がありまして恐らくそちらの電力が
もしかしたら供給されていて道北のほうから
電力復旧しているという可能性もあります。
まだ、未確定の情報ですけど旭川市では一部復旧していると。
それから札幌市でも一部では信号の電気が
つき始めたという情報もあります。ただ
それ以外のエリアについてはいずれも、まだ
停電しているという状況ですので全部で５４０万人ほどが
生活されていますから
全ての北海道にいる方が停電という
経験をされたというのはこれは、初めて
ということにもなるんですね。山村さん、いかに
私たちが電気に頼りっぱなしかこういうときに
浮き彫りになりますね。電気がなくなったときに
自分たちがいかにその恩恵に
あずかっていたかということに
初めてわかるみたいなところがありますよね。
ですけど、場所によっては電気がなくなると
マンションによってはポンプアップして
水道水を出しているところもありますから
断水になってしまうところもある。あともう１つ怖いのは
大きな施設は自動火災報知機がついているんですが
火災が発生したときに自動的に
知らせてくれるんですねベルが鳴って。
それのバッテリーというのは
予備電源というのがあるんですがこれがほとんど１時間か２時間で
切れてしまう。ですから、これだけ長時間
停電しているともし火災が発生しても
そういう施設の火災報知機が
鳴らない可能性があるのでできるだけ火元は
厳重に注意してほしいなと思いますね。
そういう二次災害も停電がゆえに
引き起こす可能性があるということですよね。
笠原さん、まだまだ今後余震はどうなんでしょうか。
この地震は、割と順調な余震の減り方をしていて。
最初の６．７の本震に対してマグニチュード５ぐらいが
３つぐらいあると。余震の大きさも
それほど大きくないし順調な減り方をしているので
普通の本震、余震のタイプに近いと。
そうすればマグニチュード５クラスは
あと２～３日起こるかもわかりませんけれども
全体の地震が１週間もすれば
ほとんどかなり収まってしまうと。
マグニチュード３くらいは起きるでしょうけど
順調に減衰しているような感じですね。
熊本のときのようにこれが本震だと思ったら
実は余震で次にまた本震がくるということは
考えにくい？熊本の地震は
この地震とは違うんですね。多分、最初
地震の起こり方というのは今回の地震みたいなのだと思うと
数日間とか１週間ぐらいで
終わりになると。ところが熊本の地震は
群発的なんですよ。
群発的というのは最初の地震、次の地震が
似たようなマグニチュードが出ると。
だから、あれだけ想定外というような
震度７が続けて起きたというわけなので
多分、今回はそういうことは起きないだろうと。
速報が入ってきました。
北海道胆振地方の地震で厚真地域で
震度７を観測していたと発表しました。
気象庁が厚真町で震度７の地震が
観測されていたと発表しました。
これは笠原さんさっきのお話に出たとおりですね。
６強だったんですが今、７であったという
観測値が出ました。
局所的には非常に加速度が大きい
震度が大きいところがあったと思われますし
結構、地滑り等もありますし震度７ということがあったと
思いますね。
安田さん、今、余震はこのまま順調に減っていって
１週間ぐらいで収まるだろうということなんですが
これだけの土砂災害が起きていますので
余震等で心配される点をお願いします。
本震で揺すられて不安定になっているところが
あると思うんですね。そういったところは雨でも
地震でもまた崩れる可能性があります。
私も昔御嶽山で地震があったときに
調査に行ったら余震で目の前の崖が
崩れたことがありますのでそういうことは
注意していただきたいです。たとえ、数が減って
震度も低くなってきてはいても
余震の影響というのは、侮ってはいけないということですね。
尾木さん、電気だけでもせめて復旧して
今日ひと晩は安心して眠っていただきたいな
というふうにね。一刻も早くね。
ただ、僕思うのは
それにしても皆さん重機がすぐに入って
道路を空けたりとかものすごく迅速に
献身的に皆さん動いておられるのと
それから住民の皆さんも整然と並んだり
協力し合ったりというのは日本人ってすごいなと思いました。
誰一人として
怒声を上げるわけでもなく皆さんインタビュー等に
応じてくださるときにほほ笑みをたたえながら
話をしてくださるという状況にひんしては
本当に大変なご苦労のときにいろいろと皆さんに
本当に冷静にお話をさせていただいております。
気象庁はこのあと午後３時半から震度７を実は
観測していたということで震度変更について会見を行う
予定となっております。そのほか、コンビニなどは
いろんなものが売り切れています。
更に冷蔵庫などが使えませんので皆さん、ご家庭では
大変なのかなとお察しいたしますけど
先ほど中継のあったスーパーでは冷凍食品が
もうだめになっちゃうからといって
１人５個までという
この辺りは助け合いというかそういったものが
垣間見られましたけどやはり今、北海道の方に
話を聞くと携帯の充電が一番心配だというんです。
だから、やっぱり今ライフラインの１つに
携帯電話っていうのもあるのかなという気もしますよね。
通信手段、それから地方にいる方の声を聞くだけでも
安心するとか。こういった通信というのも
とても重要ですから電源の復旧というのが
今、待たれるのかなといった感じがいたします。
また、水道は徐々に復旧はしているという話。
それから北海道ガスによると現時点で
被害はないということなんですね。北海道はプロパンガスの家庭も
多いので
都市ガスが問題なければプロパンガスなどは
各ご家庭ですのでそこを使えるのであれば
料理などはできるのかなといった
感じがします。電気が通っていなくても。
山村さんインフラの状況をご覧になって
今日から明日にかけて心配な点それから課題は
どういうところでしょうか。今、大村さんが
おっしゃったように人とつながっていることで
現代は成立というか支え合っている部分が
あるんですけれどもそれが使えないとなると
携帯が使えないバッテリーが上がった。
これは大変な不安感なんです。
ですから、今ハイブリッドカーなどでは充電を
非常にしやすいんですね。ですから、そういう車を
持っている人はできたら隣近所に声をかけ合って
充電をどうぞとかそういうことでも
助け合っていただけるといいなと。実際には
すでにやっていると思います。札幌の人たちも
結構助け合いの精神強いですから
ぜひ、そういう、ご近所力を発揮していただきたいと思います。
各通信会社がそれぞれに電源車を派遣したりしていて
例えばスーパーの広場だったりに電源車を派遣して
ちゃんと充電できるような措置をとったりすることも
迅速に多分行われているのではないかと
想像します。ただ道路が寸断されていますので
くまなく地域に
こういうふうな電源車が行く環境が
整えられていないという点が大変、心配されます。
現在でも３６人の方の安否が不明という情報が
入ってきております。
ここまでは安田さん、山村さん笠原さんに
お話を伺いました。ありがとうございました。
これは、ＦＮＮが入手した動画。
２０１５年２月埼玉県内の体操クラブで
速見佑斗コーチが宮川紗江選手を指導する様子を
捉えたものだ。
白いジャージー姿、ポケットに手を突っ込んでいる男性が
速見コーチ。その奥で手を前に組み
立っているのが宮川紗江選手だ。
このあと、衝撃の光景が繰り広げられる。
突然、宮川選手の顔を平手打ちした速見コーチ。
殴られた宮川選手は大きくよろめくも
すぐに姿勢を正す。
その後、説教なのだろうか。
速見コーチが宮川選手に話をしているように見える。
そして、もう１つ。先ほどの平手打ちの直後に
撮影されたという映像。
画面には平均台の練習をする選手の姿が。
そして…。
マットが立てかけられた壁際に
宮川選手を追い詰めると左手で平手打ち。
殴られた宮川選手は、よろけて
マットにもたれかかった。
昨日、暴力問題の発覚以降初めて公の場に姿を現し
謝罪会見を行った速見コーチ。
教え子の会見から１週間。
罪悪感からかそれとも緊張からなのか
マイクのコードを強く握りしめていた。
暴力行為を告白謝罪した速見コーチ。
最近では、我慢できず思わず手が出ることも
あったという。
暴力行為を二度としないことを誓い
今後の宮川選手の指導にも意欲を見せた速見コーチ。
謝罪会見から一夜明けた今日
速見コーチが「グッディ！」の単独取材に応じた。
あの行為はいきすぎた厳しい指導の一環だったのか。
それとも、ただの暴力だったのか。
先ほどなんですが速見コーチに
あの暴力シーンも含めてお話を伺ってきました。
まさに衝撃的な映像でありましたけれども
この映像、体操関係者がフジテレビに
提供してくださいました。その意図としては
映像にあるような暴力行為が
どのような立場から見ても熱意のあまり
いきすぎた厳しい指導の一環の範囲なのか
それとも、刑事責任にまで発展する行為なのか。
今一度、コーチと選手間のスポーツ指導における暴力
ハラスメント問題について議論してほしいとしています。
また、この動画の詳細そしてそれに対する
速見コーチの見解も含めまして
安藤さんの独自インタビュー速見コーチから
話を聞いてまいりましたのでそちらの模様は明日詳しく
お伝えしたいと思います。
目の前でこの映像を速見さんに見ていただいたんですね。
一瞬、ご自分で映像をご覧になったときには
言葉を失ってらっしゃって
多分、ご自分の行った指導行為というものを
客観的に見るということはなかったんだと思うんですね。
それを、やはり映像で見たことについては
言葉を失ってらっしゃったので
それなりに速見さんにとってもある意味
続いては、寺川さんのお天気マニアです。なっちゃん。
天気はゆっくり下り坂です。
現在の東京の空の様子です。
東京も少し雲が広がってきましたが
この時間、大気の状態不安定なのが
北海道です。松前町に
大雨洪水警報が出ていまして北海道、局地的なんですが
このあともまだ雨雲が湧く恐れがありますので
今夜にかけて空模様の変化注意をしてください。
今、とても大変な状況にありますので
雨は本当に深刻だと思います。明日の全国の天気
見ていきましょう。
明日は今日よりも雨の範囲が広がります。
札幌は最高気温２６度で
明日の夕方以降雨が降りやすくなります。
そして、大阪は明日は局地的には激しい雷雨の
恐れがあります。明日の雨詳しく見ていきましょう。
今日の夕方６時から時間を進めます。
このあと雨の範囲が広がって特に明日の朝にかけては
四国や近畿東海関東付近も
一部雨雲がかかる見通しです。
このあと日中、見ていきましょう。
だんだんと雨雲北海道付近にも
かかりやすくなりまして北海道も夕方以降は
雨がパラパラと降りやすいです。特に四国から
近畿東海付近は明日
局地的には激しい雷雨本降りの雨となるところも
ありそうです。そして、この雨なんですが
秋雨前線の影響で日曜日ごろにかけて
大雨となる恐れがあります。こちら、見ていきましょう。
現在、秋雨前線の雲が延びつつあるんですが
南の海上に
台風の卵これは今後２４時間以内に
台風になると予想されています。明日には宮古島付近に進みまして
週末にかけては本州付近に近づく恐れがあります。
台風としてはそれほど発達するものではないんですが
この影響で金曜日から日曜日大雨の恐れ。
北海道も明日より土曜日のほうが雨が降りやすくなります。
では週間天気、見ていきましょう。
札幌は土曜日に傘のマーク。
雨脚が強まる恐れがあります。
東京は土曜日、日曜日晴れのマークですが
にわか雨があるかもしれません。
つい先ほどから気象庁が震度に関する会見を行っています。
改めて、厚真町鹿沼の位置関係なんですが
こちらをご覧いただきましょう。震源地がバツ印を
しているところ安平町なんですが
そこから、やや南のところ厚真町の鹿沼というところで
震度７を観測しました。ここの震度については
これまでデータが入電できていなかった
ということで改めて、震度変更というよりも
追加と
考えたほうがいいと思います。震度７の揺れを
観測していたことがわかりました。
そして、その厚真町で２人亡くなっていることが
わかりました。改めて被害状況をまとめました。
死亡者数４人。心肺停止が３人。
負傷者数２９５人。
そして、いまだなお安否不明の方が３１人います。
新しい情報です。札幌市中央区の一部で
電力が復旧したという情報が入ってきました。
札幌市中央区で一部で電力が復旧したという情報です。
ただ、地震による停電状況ですがいまだなお
多くの箇所が停電という状況が続いています。
この原因となっているのが北海道最大の
大体５０％の電力の発電を賄っています
苫東厚真発電所という火力発電所なんですが
ここが今、現在ストップしている地震の被害を
一部受けましてストップをしているところから
こうした大規模な停電が起きています。
水力発電から別の場所での火力発電所に
移行してそこから電力の復旧を
目指すということですが復旧には１週間程度かかるという
見方も出ております。
ただ、今もお伝えしましたように一部復旧しているところも
出てきておりますので更にスピードアップして
復旧するといいなと思います。
そして、交通情報です。新幹線、新青森～新函館北斗間で
運転見合わせの状況が続いています。
また在来線始発より運転見合わせです。
ＪＲ北海道全線札幌市営地下鉄などで
始発より運転が見合わせとなっています。
また飛行機です。新千歳空港、国内、国際線ですが
日本航空１０４便全日空１３２便など
各社で欠航が相次いでいます。
更新