高倉ジャパン、米遠征メンバー23人に“無印”７人抜てき

　日本サッカー協会は１５日、米国で開催される女子の国際親善大会「シービリーブスカップ」に臨む女子代表「なでしこジャパン」のメンバー２３人を発表。ＤＦ熊谷紗希（２８）＝リヨン＝ら主力が名を連ねる一方、ＦＷ遠藤純（１８）＝日テレ＝を含む国際Ａマッチ出場ゼロの若手７人が大量選出された。

　今年６月７日開幕の女子Ｗ杯フランス大会を見据え、強豪国を相手に新戦力をテストする意味合いが濃く、高倉麻子監督（５０）は「彼女たち（若手）がどのような力を発揮してくれるか試す時でもある。期待を込めて、見てみたい選手を多く選んだ」と説明。エースの岩渕（ＩＮＡＣ神戸）がコンディション不良で選外になる中、１８歳の遠藤に関して指揮官は「グラウンドに立ったら年齢は関係なく、パフォーマンスで判断している。物おじせずプレーできるので、その辺を発揮してくれればいい」と期待を寄せた。

　同大会は４チーム総当たりで、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランク８位の日本は（いずれも現地時間で）２７日に１位の米国、３月２日に１０位のブラジル、５日に４位のイングランドと対戦する。