広島は15日、3年目左腕の高橋昂也投手(20)=写真=が左肘の手術を14日に行ったと発表した。「関節内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)、尺骨神経剥離術」で、同手術は復帰までに1年以上を要するのが通例。松原チーフトレーナーによると違和感は昨季からあったという。
今季中の復帰は絶望的だが、同トレーナーは「(放っておいて)ちょこちょこ気にするのであれば手術をした方がいい。来季から戦える状態に今からやればできると思う」と見通しを示した。
高橋昂は2017年に埼玉・花咲徳栄高からドラフト2位で入団。昨季、初めて開幕ローテーション入りを果たし6試合に登板。6月28日の巨人戦では初勝利を挙げ、貴重な先発左腕として今季も期待されていた。