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【プロ野球】

日本ハム・吉田、清宮斬りに意欲 内角エグる きょう紅白戦

2019年2月16日 紙面から

ブルペンで投球練習する日本ハム・吉田輝=14日、国頭で(七森祐也撮影)

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 日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18)=金足農=が実戦デビューとなる紅白戦(16日、国頭)での清宮斬りに意欲を見せた。ひるむことなく自慢の直球で内角をエグる。

 いよいよ輝星が新たな一歩を踏み出す。白組の先発として予定は1イニング。投げ合う相手が甲子園の決勝で戦った同5位の柿木(大阪桐蔭高)なら、打席には前年の同1位・清宮が立つ。吉田輝にとって清宮は「異次元というイメージ。とにかくすごい」と話すほど遠い存在。夢の対決になるが、一歩も引くつもりはない。

 「左打者なので右投手としてインコースを攻められるかどうか。高校のときから味方とやるときは遠慮することが多い。当てちゃだめだけど、際どくいくイメージでいきたい」。思い切り腕を振るのが吉田輝の武器。その持ち味を最大限見せつけるだけだ。13日のブルペンでも球団スタッフを左打席に立たせ内角を投げ込んだ。「そこだけ練習したかった」。清宮の懐をエグる準備は整っている。

 この日2軍は休養日だった。吉田輝は、ここまでを振り返り「毎日しっかり調子上がってきている。紅白戦に向けて調整できている」と手応えを口にする。「自分の出せることを出そうという感じです。試合になれば自分自身、気持ちもプレーも変わる。ブルペン以上の球を投げられると思うのでそういければ」。強気のピッチングで1軍への道を切り開く。 (土屋善文)

室内練習場で打撃練習する日本ハム・清宮=名護で

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