ダウンロード違法化議論の端緒は2007年。文化庁の著作権分科会私的録音録画小委員会で音楽映画業界からの要望として出た。当初は刑罰の付かない法律で対象も音楽と映像に絞るという話で「あくまで限定的な対処であるから認めろ」というロジックだった。https://www.asahi.com/articles/ASM2F5VTYM2FUCVL01V.html …
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小委員会の議論で「ダウンロード違法化は今回刑罰化されないがいずれ刑罰化されるのでは?」と疑問を述べた俺に対してある権利者寄りの学者委員は「被害実態と比べて刑罰化は重すぎるので無理だろう」と答え、俺を説得しようとした。その委員は2年後この議員立法に激怒したそうだ。いい面の皮だよね。
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そして時が経ち、クールジャパン戦略の一環として知財保護を内閣も重視するようになり、強いポリティカル・キャピタルに期待した「業界の一部」が内閣に要望し、それを受けてろくにステークホルダー調整もしないまま暴走しようとしているのが今現在ということ。
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まとめると 2007年 売上減に悩む音楽業界が文化庁の審議会でダウンロード違法化を要望 2008年 審議会でダウンロード違法化決定 2010年 ダウンロード違法化施行(音楽映像のみ刑罰なし) 2012年 議員立法でダウンロード違法化に刑罰付く 2019年 あらゆる著作物のダウンロード違法化決定 という流れ
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こうしてこの流れを見ると、2008年のダウンロード違法化が決まった小委員会のときに、全ての流れができていたように思える。あのときに強く反対していて、様々なことをしたけど、17対1では何もできなかった。そのあたりの細かい経緯は山田奨治さんのこの本に詳しいです→https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4409240927/xtcbz-22/ref=nosim/ …
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だからこの問題、俺としては突如降って湧いたような話では全然なくて11年前に予測できた事態だった。米国で起きたSOPA / PIPA騒動のように最大のステークホルダーであるネットユーザーやIT企業がもっと騒いでくれれば違った展開もあったのかもしれない。今から何を騒いでも後の祭りだよな、とも思う。
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ダウンロード違法化が決まったときはこんなこともやりました>https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/20/news093.html … 何もかもが懐かしいですね……。あれから11年、俺の仕事のフィールドも大分変わってしまったけど、ここが原点であるだけに様々な思いが去来しますね。
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【ダウンロード違法化のよくわかるまとめ】 違法化しても刑罰は付けないから→わずか2年で反故にされた 被害の大きい音楽と映像だけに限定するから→11年で反故にされた 法律っていうのは一度穴を空けたらどんどん為政者の都合の良い方向で拡大されていくという典型例になってますねこれは。
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ダウンロード違法化を反対していた2007~2008年当時、「津田の主張は転がりやすい坂道的な話で、ありもしない不安を煽ってる」と批判されたけど、あのときそういう主張をしていた人はいまどう思ってるんだろう。実際にかなり行き着くところまで転がっちゃいましたね。
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あとから振り返れば18人の委員会で17人が賛成の中、1人で最後まで反対を言い続けられたのは良い経験だった。プレッシャーもすごかったけど、あそこで折れなかったことが今の自分をつくっているような気もする。そして今著作権保護期間も延長し、ダウンロード違法化も拡大し、何もかもが空しいですね。
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