メジャー2年目は、静かなキャンプインとなった。大谷は室内で別メニュー調整。「1年目の去年と同じくらい緊張している」と笑った。共同電などによれば5日前から素振りを始め、調整段階としては7、8割程度だという。「違和感? ない。普通にできている。問題なくできているので、予想通り。打撃で恐らくつまずくことはない」と自信を見せた。
今季は指名打者に専念させる方針のオースマス新監督は前日、5月中の復帰を示唆。昨年は6月に右肘靱帯(じんたい)部分断裂の悪化が判明しながら、いったんは保存療法を受けた。結局は10月に手術に踏み切ったものの、大谷は「昨年に起きたことについて後悔はない。チームが考えてくれたプラン。最終的にはうまくいかなかったが、それでも後悔はない」と語った。
また、米紙USAトゥデー(電子版)によれば、大谷はキャンプ終了後もチームに帯同せず、アリゾナ州の球団施設でリハビリを続行する予定。「マイナー戦に出場させるのではなく、チームが環境をコントロールできる試合形式の打撃練習や紅白戦で調整させる予定」という。