数学の天才とはどんな人か?

私は東大に入って、
運良く(?)
数学オリンピックで
メダルを取った友達が
複数出来ました。


中には数学オリンピックで
金メダルを取っている友達や、
数学オリンピック、情報オリンピック
両方で金メダルを穫っている友達もいました。


私は東大模試で数学1位になったり、
東大の二次の数学で満点を取ったりしていますが、
もちろん、彼らも当たり前の様に
数学で満点です。

1人満点じゃない友人がいましたが、
その人も理系で
120点満点中100点は超えていました。

そんな数学の天才である彼らは
一体、どんな人であったか?


私は当初、
彼らは、
どんな問題でも瞬時に閃く様な
天才集団だと思いました。

しかし、実際は違いました。


むしろ、閃く様なことは
ほとんどありませんでした。

瞬時に解ける問題は、
これはあのパターンかな、
いや、このパターンか の様な、
自分の知っているパターンを
使う問題で、
そうでない問題は、
かなり頭を悩ませていました。

さすがにオリンピックで
メダルを取る人達で、
数学がものすごく好きなので、
悩むのも楽しんでいるのですが、
数学が苦手な人と違うのは、
彼らは悩んでいるときに、
手をずっと動かしています。

数学が苦手な人は、
何も書かずに腕を組んで
悩んでいたりしますが、
数学オリンピックで
メダルを取る様な人で、
そのような人は見たことありません。

あと、数学オリンピックで
メダルを取る様な人は、
必ず図を大きく書きます。


それよりも、
東大本番で満点を取った私と、
数学オリンピックで金メダルを取る様な人との
間で、決定的に違うもの
がありました。

それは、何か?

知識量です。

私は、受験生のときに、
数学は重点的に勉強したので、
東大含め、
基本的にはどの入試の数学の問題を見ても、
「あー、はいはい、あのパターンね。」
という感じで、
瞬時にどのパターンか分かるというくらい、
数学の知識を蓄えていました。

東大の本番も、
どの問題も瞬時に
あのパターンだ!
となったので、
20分くらいで解き終わりました。

それくらい勉強しても、
私と数学オリンピック金メダリストとの間には、
圧倒的な知識量の差がありました。


私と、普通の受験生の数学知識力が、
ドラゴンボールのフリーザと栽培マンくらいの差だとしたら、
数学オリンピック金メダリストと、私の数学知識力は、
魔人ブウとフリーザくらいの差がありました。

相対的に見ると、
フリーザと栽培マンの方が差がある様に見えながら、
(戦闘力はそれぞれ53万と1200くらい)
魔人ブウとフリーザの方が絶対的な差がある様に、
(戦闘力はそれぞれ3億?と53万くらい)
数学オリンピック金メダリストの
知識力は莫大なものでした。


数学オリンピックの金メダリストが
難しい問題を理解するときも、
理解力が高いから理解できる、
というよりは、
色んな知識が既にあるから、
難しいことを言われても理解できる、
という感じ
でした。

ひょっとすると、
莫大な知識を蓄えたから、
天才になったのかもしれません。


受験でそこまでの天才になる必要はありませんが、
色々悩む前に、まずは知識を蓄えましょう。


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