locus Vol.5
トヨタ自動車ラグビー部 10年の歴史を振り返る Vol.5
2004~2005
監督-朽木英次 主将-菅原大志
新人-志村知宏・トロイ フラベル・アストン クロフォード・徐剛樹・水野 弘貴・セコベ レアウェレ
トヨタトップリーグ元年。
2月に南アフリカから届いた切符。5月に初の南ア遠征。
チーム名はトヨタ自動車ヴェルブリッツ。キャラクターの雷神ライガー君を引き連れて、トップリーグでの快進撃が始まる。
コベルコスティーラーズ・ジュビロなどを破り、トップリーグ初参戦で4位という快挙を成し遂げる。東北楽天ゴールデンイーグルスが
いきなりパ・リーグで2位に入れるだろうか? 楽天は寄せ集めか・・・
ベストキッカー&得点王に廣瀬佳司、新人賞&ベスト15に水野弘貴が選ばれる。
そしてこちらも初参戦のマイクロソフトカップ。準決勝の相手はここ数年、10点差以内の激闘を演じあっているヤマハジュビロ。
この日の試合は集大成とも言うべきシーソーゲームの末、ドローという結果に終わる。
抽選で白紙の紙をひき、決勝進出を逃すも、日本選手権の出場権を得る。
その日本選手権。学生チャンプの早稲田に大大大苦戦。後半30分にようやく逆転し、セコベの2トライでなんとか突き放す。
そして準決勝の相手はTL・MSCと2冠を取り、TLではコテンパンにやられた東芝府中ブレイブルーパス。
東芝の必殺モールをトヨタの激しい必殺ディフェンスで粉砕し、ディフェンディングチャンピオンの3冠を阻止。18年ぶりの日本一へ王手。
ファイナルの相手はNECグリーンロケッツ。
早稲田・東芝の分も!!と、赤黒を身にまとって挑む。
ここまでフルアクセルで突っ走ってきたヴェルブリッツ。最後の最後でガス欠したようです。
朽木体制3年目に入る来期、ハイブリッドばりの燃費を身に付け、また感動を与えてくれるでしょう。