トヨタ自動車ラグビー部 10年の歴史を振り返る Vol.3
2001~2002
監督-高橋一彰 主将-廣瀬佳司 副将-菅原大志・難波英樹
新人-平塚純司・茂木寿昭・山﨑弘樹・山本剛・エイドリアンキャシュモア
トヨタ自動車は創部60周年を迎える。
エイドリアン・キャシュモア。初めてNZ代表が入ってくる。
この年、豊田スタジアムが完成し、こけら落しとしてトヨタ自動車対オークランド選抜の試合が行われた。
トリちゃんもメンバー入りを果たし、初めてハカを目の前にする。
また夏合宿では初めてオーストラリアへ遠征。
関西リーグではワールド、ヤマハに敗れる。
豊田スタジアムでの神戸製鋼との最終戦。トヨタは神戸の全勝優勝を阻止する。
神戸製鋼は僕にとって雲の上の存在。ラグビーを始めた中学生の時は連覇街道まっしぐら。
京都テレビでは毎週、関西リーグの中継をやっていて、神戸製鋼の試合しかやっていなかったこともある。
そんな軍団と初めて対戦し、ノーサイドの瞬間に泣いてしまった。坊主も合わせて後悔している。
全国大会では準決勝で神戸と再戦し、廣瀬対ミラーのPG合戦で盛り上がったが、惜しくも敗れる。
日本選手権。この年5冠を達成した最強サントリーに3点差で敗れる。
2002~2003
監督-高橋一彰 主将-難波英樹 副将-岡本宗太
新人-チャールズリーケルマン・菊谷崇・フィロティアティア・渡辺哲也・鈴木孝徳・赤沼源太・辻正樹
第44回YC&ACセブン。初めてのメンバー入り。全試合出場を果たす。新外人&菊谷らの活躍で優勝する。
第10回ジャパンセブン。初めてのメンバー入り。NEC戦しか出られず。初優勝を果たす。MVPは蠣崎。
トヨタ自動車ラグビー部は上々の滑り出しを果たす。
9月26日。母国へ帰ったパットの突然の死。そんな無茶苦茶な知らせを聞き、チームの元気がなくなる。
怪我人が続出。SHが全滅に・・・。なんと廣瀬をオープン戦・関西リーグ前半にSHで使う羽目に。
関西リーグで無残な結果に終わる。ワールド・ヤマハ・神戸に敗退、最下位カネカには後半ロスタイムでの
逆転PG勝ちというおまけつき。カネカ戦はリザーブだったが、正直出たくなかった。
全国大会予選ではCプールに、リコー・ワールド・NEC・トヨタ。名前のある4チームのうち、決勝トーナメントに
出場できないのが2チーム、翌年から開かれるトップリーグに入れないのが1チーム。まさに死のC組み。
結果はまさかの全敗。決勝トーナメント進出とトップリーグを逃す。いくら調子が良くないとはいえ・・・
このシーズンは10試合しかこなせず、4勝6敗の負け越し。
トヨタが、トヨタ自動車ラグビー部が、来期を関西Bリーグクラスで戦う事になる。。。。
locus Vol.3