λ(ラムダ)

①キャッシュデータの解体 二期になってからの事は正直まだ調べてないのでわかりませんが、一期では艦これをプレイすると、ゲームのデータがswf(flash)形式でパソコンのキャッシュフォルダに保存されます。同時に、再生された音声もmp3で保存されます。

swfはhugflashなどのフリーソフトで簡単に解体でき、中身の画像を取ることができます。これによって、艦娘の透過画像や海域の画像、その他ゲーム内で使われる画像はほぼ？全て手に入れられます。 ただしあくまでキャッシュなので、表示したことのない艦娘の画像などは手に入りません

僕も詳しくはないですが、例えば海域の隠れ航路があることや基地半径なども、この海域swfデータから分かるものだと思います。違ってたら教えてちょ。ちなみにこれはもっと高機能なデコードソフトを使わないと分かりません。このレベルでデコードするとおそらくかなりブラックです。

②ブラウザ内の通信機能の読み取り これが一番恩恵を受けてる人が多いと思います。ゲームのプレイ中、ブラウザはゲームのサーバーとデータ通信をしますが、艦これの通信はほとんど暗号化されておらず、通常のブラウザのデベロッパー機能などでも見ることができます。

しかし、通常のブラウザの機能で見ると大変見づらいので、わかりやすくそれを表示するのが俗に言う専ブラです。 ゲーム画面で見えないもので例を挙げると、キラキラ値、敵の装備、戦闘開始に敵編成を知る、戦闘終了前に結果を知る、敵の艦載機数(今は見えない)などです

また、専ブラにはたいてい自動計算機能がついており、制空値、索敵値、火力等を表示することができますが、これらの算出式は検証などによって得られた式を使っており、通信傍受で得ているわけではありません。

専ブラについては運営も過去に言及しており、悪質なチートではないため規約に抵触するかもしれないが先んじて対応するものではないとしています。 実際に専ブラを使用している人は半分とは行かないまでも数割程度と見られます(自分が行った提督国勢調査の結果から予想するに

③専ブラを用いたデータベース構築 専ブラの機能として、得たデータをネット上の他のデータベースに送信するものがあります。 一番有名なのはpoiという専ブラのドロップ艦報告機能でしょう。 どの海域でどの艦娘がドロップしたかを逐次収集しており、その膨大な母数によって確率の収束を目指しています

例えばイベ海域でレア艦が何パーで出るかといった検証は、通常のプレイだけだと非常に困難です。 自動送信によって誤報告やいたずら報告を防いでいるため、信頼できるデータになっているというのも強みです。

他に、建造確率、開発確率、ランダムルート確率などを集計しているデータベースがあり、母数が必要な確率検証においてはほぼ必須となっています。 またその多くが国外で運用されているデータベースなのも特徴です。

過去話題になった検証部らも、このデータベースを作ろうとしたのが目的だったようですが、課金データなども集めていたため問題視され、運営から警告を受けていたようです。

④ゲームサーバーへのリクエスト ①で説明したのはキャッシュですが、ゲームサーバーに直接リクエストを投げかけることでもswfデータは手に入りました。これはDMMへのログインすら不要です。サーバーに負荷をかけるため、基本的にはブラックです。また手に入ってない艦娘などのデータすら取れます

これを利用し、イベント開放前に新艦娘画像が流出したり、海域画像が流出したり、札の情報が予め分かったりします。 おそらくぶっこ抜きと呼ばれるべきはこの行為でしょう。

⑤艦これ改の解析 PSvitaの艦これ改のデータをデコード(解析)して、その中身のプログラムを直接の見る行為です。完全にブラックと言っていいでしょう。 しかしながら、プログラムそのもの故に最も正確なゲーム情報であり、重宝されるのもまた事実です。

この解析データは海外の解析者によって、ゲームの発売から数年後？に公開されました。ゲームのデコード自体、プロテクトによって保護されているので解析は容易ではありません。

これによって今までのブラウザでは絶対に完全特定が不可能な、回避命中式、観測式(弾着などの計算)、などの詳細な係数や数式が明らかになりました。とはいえ、それまでの予想式と大きなズレがなかったのも事実です。

しかし、艦これ改での数式が全て正しいわけではなく、明らかに本家と違う式も含まれていました。 そこで検証勢の一部は、解析によって得られた式を正しいと仮定して、例えば反復出撃によって回避検証を行い、およそその式通りに収束している場合、艦これ改の式が本家にも適応されていると予想しました

検証勢の中でも、このようにして得られた式を参考にして検証を行うのはいかがなものかという意見があります。 これに関しては現在検証wikiで行われているポリシー作成においても問題となっています また攻略wikiが引用をしたがらない理由も、こういったグレーな検証が存在するからというのがあります