エンゼルスのオースマス新監督はバッテリー陣のキャンプインを翌日に控えた12日、昨年10月に右肘手術を受けた大谷翔平選手(24)の指名打者(DH)としての復帰時期について「5月のどこかで、と思っている。全てがうまくいけばの話だが」と話した。米放送局FSウエストが報じた。
指揮官によれば、大谷は最近素振りを始めたばかりだという。「どこかの時点で、投球練習も始めなければならない。そうなれば、打撃のリハビリはいったん先送りするから、(復帰の)日付は設定できない。レギュラーのDHで、かつ先発投手というのは、ある意味で新境地だ。独特なケース」と特殊性を強調。また「(復帰を)先送りすべきときは、先送りする。長い目で見た翔平のキャリアと成功のために、われわれは賢くなければならない」と、焦らせずに万全を期する姿勢を強調した。