西武の今井達也投手(20)が13日、通算182勝を誇る西口文也投手コーチ(46)から「エース道」を注入された。同コーチが見守る中、59球のブルペン投球。宮崎・南郷キャンプでは徹底指導を仰ぎ、力感のないフォーム固めに取り組んでいる。
「リリースの前に力みが出ると、(力を)出し切れないし、ぶれたり、体が開いたりしてしまう。最後にだけ力が入るように、ブルペンに入る度に言われています。同じことの繰り返し」
今井にとっては西武のエースに君臨した西口コーチはまさにお手本だ。ホテルに戻っても西口コーチ、渡辺GM、岸(楽天)の映像を見返しているという。「140キロ台の直球と変化球をコースに投げ分けるのは共通している。1年間ローテを守るためには必要なこと」。かつての西武を背負ったエースたちの投球を見直している。
そんな姿を、西口コーチも自身の現役時代と重ねた。「体重や身長もあまり(自分と)変わらない。似ていると言えば似ていますね。どれだけ力感なく投げるのかが大事。しつこく言えば、頭に残るはず」とうなずいた。
昨季は5勝と足場を築き、3年目にして初めて腰を据えて臨むA班(1軍)キャンプ。昨年14勝の菊池がメジャー挑戦している今季、元エースと二人三脚でエースへの道を駆け上がる。