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巣箱作り山林学ぼう 地元住民講師に授業

河田勝治さん(左から2人目)からのこぎりの使い方などを学ぶ子どもたち=あわら市北潟小学校で

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あわら・北潟小

 あわら市北潟小学校で十三日、一年生十人が故郷の自然の豊かさや山林の役割を学ぶ特別授業があった。三回シリーズの初回で、児童は鳥の巣箱作りにも取り組む。

 環境保全団体「あわらの自然を愛する会」の会長、河田勝治さん(73)=波松=が講師を務めた。河田さんは、まず山や木、花の役割を問い掛け「植物の葉っぱが太陽の光と養分で汚れた空気をきれいにしてくれます」と炭素循環を分かりやすく説明した。続いて、子どもたちは山林を守るため自分たちにできることを話し合い「木に水をやる」「もっと木を植える」などの意見を出し合った。

 巣箱作りの前段階として、河田さんはのこぎりの使い方を手ほどきした。子どもたちは「引くときに力を入れる」と教わったことを唱えつつ、小さな手で四苦八苦。鎌田桃歌さん(6つ)は「手が疲れたけど、切り落とした瞬間はヤッターって感じ」と顔をほころばせた。市教委が開く「放課後子ども教室」の一環として行われた。 (北原愛)

 

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