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【プロ野球】

日本ハム・栗山監督、開幕投手に上沢を指名 金子は2戦目に先発

2019年2月14日 紙面から

1次キャンプを打ち上げ、記念撮影でポーズをとる日本ハム・上沢(左)と金子=スコッツデールで(共同)

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 【スコッツデール(米アリゾナ州)中野雄太】日本ハムは12日、当地での1次キャンプを打ち上げた。栗山英樹監督(57)は「重大な発表がある」とサプライズで切り出し、3月29日の開幕・オリックス戦(札幌ドーム)の先発を上沢直之投手(25)、翌日の2戦目を昨季までオリックスに在籍していた金子弌大投手(35)に託すと明言した。

 デジタル時計が午後0時12分を表示したのを確認すると、「1戦目は上沢、2戦目は金子弌大でいきます」と強い口調で語り始めた。1、2戦目の投手を同時に発表するという異例の形を表現するため、午後0時12分を選んだという。

 開幕投手は上沢の誕生日でもある今月6日に決断。9日にキャンプ施設内の監督室へ呼び、本人に熱いメッセージを伝えた。昨季チームトップの11勝をマークした8年目にとって初の大役だ。

 上沢は「任された大役を全うしたいです」と力を込め、金子も古巣に対して「抑えるということを考えながら過ごしていきたいと思います」と気合十分。独特な高揚感を胸に抱きながら、2次キャンプ地・沖縄へと旅立った。

 

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