2019年2月13日のNHKガッテン!で放送された、しつこい肩こりを治す「首のこり改善法」をご紹介します。首こりの原因となっているのは後頭下筋群(こうとうかきんぐん)と呼ばれる首の奥の筋肉です。
肩こりの原因
しつこい首コリの原因となるのが、後頭下筋群(こうとうかきんぐん)と呼ばれる場所です。
頭蓋骨と繋がった筋肉で、頭を支える重要な部分。
三層になった筋肉の一番内側にあるため、針治療を行うときも一番奥まで刺す必要があります。
後頭下筋群がこる2大原因は、
・姿勢
・目
パソコンやスマホなどの長時間操作による姿勢の崩れや、目の使い過ぎによりいつのまにか首の筋肉がこってしまうのだそうです。
それにより頭痛、吐き気、めまいなどの症状が現れてしまいます。
ですがこの後頭下筋群をほぐしてあげることでこれらの不調を改善することができるのです。
首こりのセルフチェック
自分の首がどれほど凝っているのかをチェックしてみる方法です。
1、壁に背をつけて肩が動かないようにする。
2、正面に腕を伸ばして、壁まで3分割、
※この2つ分で60度
3、ゆっくりと回して鼻先が向いた角度を測定する。
・時計の文字盤の2時と10時が60度なので、それを参考にしてもOK
60度まで届かなかった場合は、首がこっている可能性があります。
首こりを解消する簡単体操
それでは、自宅でできる首のコリを解消するセルフケアをご紹介します。
イヤイヤ運動
1、椅子に座って目を閉じる。
2、ゆっくり小さな角度で
顔を左右に動かす。
20往復で1セットとして1日3セット行ってください。
うなずき運動
1、椅子に座って目を閉じる。
2、顔を上下にゆっくりと
うなずくように動かす。
こちらも20往復を1セットとして、1日3セット行ってください。
あご引き運動
1、椅子に座って目を閉じる。
2、あごをグッと引いて、
3秒待ったら、ゆるめる。
これを10回ほど繰り返して1セット、1日3セットを目安に行ってください。
寝ながら行う場合
横になれるスペースがあれば、寝ながら行った方が首への負担が少なく効果的です。
◎イヤイヤ運動
1、仰向けになり、両手は体の横に置く。
2、45度を超えない小さい範囲で首を動かす。
片側に3秒かけて、ゆっくりと伸ばす。
20往復で1セット、1日3回行ってください。
◎うなずき運動
1、タオルなどで低めの枕を作り、
仰向けに寝る。
2、その状態であごを上げるようにして
3秒かけてうなずく。
※首の後ろを縮めるイメージで。
20往復で1セット、1日3回行ってください。
◎あご引き運動
1、タオルなどで低めの枕を作り、
仰向けに寝る。
2、目をつむってあごを引き、
3秒経ったらゆるめる。
これを10回ほど繰り返して1セット、1日3セットを目安に行ってください。
それぞれの運動を2週間ほど続けると効果が実感出来るようになるそうです。ぜひ試してみてくださいね。
まとめ&感想
肩こりだと思っていたのが、実は首に原因があったというのは驚きです。スマホやパソコンを使う人は、自覚症状がなくても意外とこっていたりするので、ぜひやってみてくださいね。