鹿島は12日、法大2年のFW上田綺世(20)が2021年に加入することが内定したと発表した。上田は昨夏のジャカルタ・アジア大会で3得点を挙げた東京五輪世代のエース候補。大学ナンバーワンストライカーを巡って、Jクラブによる争奪戦が繰り広げられ、卒業まで2年を残しながら異例の早さで内定が決まった。
持ち前のスピードと決定力に加えて182センチという高さも併せ持ち、昨年は法大の42年ぶりのインカレ制覇にも貢献。鹿島ジュニアユースから鹿島学園高、法大を経て、古巣に帰還する上田は法大を通じて「ここがスタートラインです。今までの感謝をプレーで恩返しできるようまた精進していきたいと思います」などとコメントした。