SCP財団

それは「価値観」をもって語られる。

PSYCHE : 「蛇」と「蝶」による、「価値観」に関する論争、それに伴う雨。

それはさながら「積み木」のような。

BRICKS : 一人の男の、性的嗜好の結実。

それとは違う。

I am a cat : 全てを失った女と、死体の相違。

全てを知った。そうして、記憶の氾濫の中で生きた彼女達を思い出した。

SCP-1488-JP : 狼と少女。

貴方は2018年7月1日をもって、サイト-19の医療スタッフ、特に死体管理を扱う部門へと任命されました。
ここで、貴方は何を目にするでしょう。異常性に曝露し、亡くなった財団職員の死体でしょうか。はたまた、「既に死んだ」と判断されても、「それでもなお生きる」ためにもがく死霊の集合でしょうか。
ここはサイト-19、死体管理部門。あらゆる「死」を管理する場所です。

「Living Dead」に登場する全ての作品は以下の特徴を有します。

• 主にサイト-19を舞台とする。
• 死体、或いは死の概念に関連している。

それだけです。
サイト-19の中であれば、死体安置場に関わらずあらゆる場所を舞台として構いません。もちろん舞台が舞台ですから、ブライト博士やコンドラキ博士のような人物を登場させても構いません。実際、私はそうしました。

また、このハブに関連するTaleやオブジェクトを執筆する上で最も登場させやすいキャラクターとして、ティモシー・"ドク"・バーンズ博士(Dr. Timothy "Doc" Burns)を紹介しましょう。彼はサイト-19に勤務する医療スタッフであり、大まかに死体に対して異常な執着を見せます。私がこのハブを制定するにあたって執筆したTale作品は、基本的に彼に対してスコープを当てたものとなります。勿論、彼を登場させない作品でこのハブを使いたいという事も素晴らしい試みであると感じます。

そして、最も重要な観点として、死体、或いは死の概念に関連している事が挙げられます。そのTale、或いはSCPオブジェクトには濃密な「死」の香りが漂っているとベストでしょう。その場合、もちろんあなたの作品はSCPが関連した本格的な財団のTaleにもなり得ますし、SCPは関係ない単純な怪談にもなり得ます。また、実在の人物の死体に言及し、現実世界とのリンクを試みるのも非常に面白いでしょう。